子供も女性も男性も老人もみんな大好きな天ぷら。
天ぷらはビールにも合いますし、そばやうどんにもピッタリ。
でも家で揚げるとなると、なかなか難しいと感じる人は多いのでは?
上手に揚げる勇気がなくて天ぷらはもっぱら外食だというような話は結構聞くものです。
でも、もしも上手に家で天ぷらを揚げることができたら、おもてなし料理の一つとしても重宝しそうですよね。
ここでは天ぷらを上手に揚げるコツ・花をさかせる方法について紹介します。
これを読んだらあなたも天ぷらに花を咲かせることができるかも!
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天ぷらを上手に揚げる基本
まずは花を咲かせる方法の前に天ぷらを上手にあげる基本から説明していきます。
基本がうまくいってないと花を咲かせる以前の問題になってきますからね。
では早速ご紹介していきましょう。
準備を先に整える
揚げたてが食べられるように食卓やその他の料理の準備を先に整える。
当たり前のことのように見えますが、ここも大事なポイント。
そばやうどんの準備はもちろん完了させ、テーブルには天ぷら以外のものや箸などが全部そろっていることが、おいしく天ぷらを食べるコツにもなります。
なんなら家族ももうスタンバってもらっておきましょう。
材料の下ごしらえは入念に丁寧に
料理はなんでもそうなのですが、天ぷらは特に材料の下ごしらえが大切になってきます。
天ぷらにおいては下ごしらえが成功のカギを握るといっても過言ではないです。
徹底してやっていきましょう。
といっても難しいことはありません。
ポイントは水分をよく拭き取ること。
これに尽きます。
野菜を洗い、良く水気を拭き取ることを忘れずに行ってください。
また、シイタケ等には飾り切り(かさの部分に斜めに切込みを入れる)を施すと仕上がりがきれいです。
天ぷら粉の溶き方
必要となる材料は二つだけ。
天ぷら粉、水です。
小麦粉を衣に使う時は冷水を用意したり、粉をあらかじめ冷やしておいたりする必要があるのですが、天ぷら粉の場合はそれが不要です。
また、混ぜすぎるのも良くないといわれますが、天ぷら粉の場合は良く混ぜてしまってOKです。
レシピは天ぷら粉の裏に書いてある通り、
天ぷら粉100gに対して、水160CCです。
この二つをよく混ぜます。
基本の揚げ方
油は180度くらいとし、一度に具材入れ過ぎないこと。
また、具材を入れてから油の温度が下がるので温度調節を行うこと。
箸で何度もひっくり返さないこと。
揚げ過ぎないこと。
以上が基本の注意事項です。
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花の咲かせ方
ここからは上級者向けとなります。
本来新鮮な材料は花は咲かせない方が素材そのものを楽しめるのでおすすめなのですが、そばやうどんと楽しみたいときは花にトライしてみるといいかもしれません。
では、やっていきましょう。
道具の準備(箸は専用の太いものを)
まず、天ぷらを揚げるときの箸ですが、通常の菜箸の他に、花を咲かせる用の太めの箸を用意してください。
通常の菜箸では基本の天ぷらしか揚げられません。
花を咲かせたい場合は、かなり太めの菜箸を使用してください。百均にも売っています。
天ぷら粉を通常より緩めのものを用意
少し緩めの衣液を作っておきます。
こちらは花用ですので、少しでOK。
天ぷら粉30gに対して水50CC強くらいを混ぜたものを用意してください。
花のつけ方
まず、他の天ぷらを先にしている場合は油の中にいくつもの天かすができていると思うので、すべてきれいにとりのぞいてください。
これが実際に花をつける天ぷらに付着すると、焦げた天かすが花の見栄えを悪くしますので、ひと手間かけてください。
次にいよいよ揚げるわけですが、ネタをくぐらせる衣液は基本で紹介した通常の衣液の方です。
これをネタにつけたら、油に流しいれます。
そのとき、ネタが固まる前にすばやく緩めにつくっていた方の衣液を、太めの菜箸ですくってネタのまわりにたらたらとたらします。
すると、花となる衣がふわふわと浮き上がってきますので、普通の菜箸に持ち替えて、衣をネタにからめてあげてください。
いい具合で絡まったら取り出して完成です。
おまけ、油の処理の仕方
花を咲かせるのはなかなか難しいのですが、何度かチャレンジするとコツがつかめるようになります。
最初はフリッターみたいになってしまうという失敗に陥りがちですが、それでもまあまあおいしいですので、練習に是非トライしてみてくださいね。
また、おまけですが、油のついたフライパンやお皿のエコな処理の仕方についてお伝えします。
油のついた道具をそのまま洗うと生活排水が一気に汚くなり、環境にとても悪いのです。
新聞紙や捨てるはずの紙屑等でよくふき取ってから洗うと洗剤も多量に使う必要もないし、汚水も少なく済むし、いいですよ。
ぜひやってみてください。
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