お酒に目薬を入れると酔いやすくなる?本当の効果は?

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ちょっとお酒を飲ませただけで泥酔させてしまう方法として都市伝説のように言われているのが「お酒の中に目薬を入れる」というものです。

最近でも泥酔した人が事件に遭うことが報道されていますが、目薬をお酒に入れると本当に酔いやすくなってしまうのでしょうか。

この記事ではお酒に目薬の信憑性について紹介します。

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お酒に目薬は本当?実際は効かない?

昔から最近に至るまで昏睡強盗と言ってお酒を飲ませて泥酔している間に財布を盗んだり、泥酔している間に乱暴したりという事件が後を絶ちません。

このとき、純粋に大量にお酒を飲ませて泥酔させてしまうというケース以外にもお酒に薬などを混ぜて良いやすくさせるということがよく行われているようです。

その際によく目薬が使われるという都市伝説がありますが、これは本当に効くのでしょうか。

実際に自分の体で試してみたという方のブログや記事がネットにはたくさんありますが、その中に効果があったという記事は一本もありません。

実際に目薬をお酒に混ぜても泥酔しやすいということはないようですが、正確にはこれは「現在は効果がない」という話のようです。

昔の目薬には「ロートエキス」と呼ばれる、ハシリドコロという植物の根から抽出された成分が入っていました。

このハシリドコロは別名キチガイイモなどとも呼ばれており、大量に食べると吐き気がし、瞳孔が開き、幻覚が見え、異常に興奮してしまうという恐ろしい作用からその名前がついたようです。

しかし、江戸時代にこれを薄めて飲むと薬としての作用があるということが気づかれ昔から薬としてよく使われてきました。

具体的には、「アトロピン」や「スコポラミン」というアセチルコリンの働きを阻害する物質が含まれており、これらの成分が目薬として使われると目の疲れを取る作用があることから目薬にも含まれていました。

しかし、目薬としてではなく目薬一本分などの量をお酒と混ぜて飲むとそれが全身に回り、めまい、吐き気などの症状が前面に出てきます。

また、お酒と薬を一緒に飲むとお互いの作用が増強されてしまうことから、お酒を飲んだことによる酔いも同時に強く現れてきます。

そのため、目薬入りのお酒を飲むと気持ち悪さ、眠気、めまいが現れ泥酔したような状態になってしまうようです。

実際、日本だけでなくロシアのモスクワなどでも同じように目薬入りのお酒を飲んだことで泥酔してしまい財布が盗まれるという事件が起こっているようです。

これらの事件を受けて日本では企業側が目薬にロートエキスを入れることを中止するようになり、現在の目薬にはこのロートエキスは全く含まれていないそうです。

そのため現在は「目薬にお酒を入れると泥酔する」という都市伝説はデマであると言えます。

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いたずらでお酒に目薬を入れても問題ない?

目薬をお酒に入れても泥酔しないということはわかりましたが、それでは目薬を入れても何の問題もないのでしょうか。

実は目薬を飲み物に混ぜるのは大変危険です!

アメリカなどでは冗談半分で牛乳に目薬を混ぜたものを数日間飲ませたせいで吐き気・嘔吐などの症状が出て目薬を混入した方が傷害罪で逮捕されたり、老人に目薬1本入りのミルクを飲ませたことで死亡してしまい逮捕されたりというニュースがいくつかあるようです。

目薬にはいくつか薬効作用のあるものがあります。

その一つが「テトラヒゾロジリン」と呼ばれるもので、これは血管を収縮させる働きがあります。

目薬として使われた場合には目の毛細血管を収縮させ充血をとるという作用があるのですが、

飲み物として口にすることで全身に回ると身体の様々な血管が収縮してしまい一気に血圧が上昇してしまい、頭痛や吐き気がするだけでなく場合によっては脳出血や脳梗塞などの病気を引き起こしたりしてしまいます。

ですので、いたずらでも目薬を飲ませたりするということは絶対にしないようにしましょう。

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目薬が効果がないなら急に泥酔する危険もないし安全?

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目薬で泥酔する危険がないならお酒の量に気をつけていれば安全なのでしょうか。

決してそんなことはなく、昔の目薬以外にもお酒と一緒に飲むと危険な薬はたくさんあります。

アレルギーの薬に使われる抗ヒスタミン薬、睡眠薬、精神安定剤、咳止めなどの様々な薬があり、めまいや眠気などの症状が現れると考えられています。

しかし、基本的にこれらの薬は目薬のような液体ではなく、お酒にそれほど溶けやすいわけでもないので、もし混入されていたとしても気づくことが多いでそれほどの心配はないとは思います。

ですが、長時間席を離れていたとき、すでにほろ酔いで注意力が散漫になっているときや、薄暗いお店だったり、そもそも店がグルの場合などは薬が混入されていたとしても気づかないことが多いので気を付けましょう。

初対面の方と飲みに行くときはドリンクを残したままで長時間席を立たない、一緒に行く店の雰囲気に注意するなどのことをしっかりと守った上で飲みに行くようにしましょう。

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