タバコ 害 嘘

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タバコの害って嘘なの?有害って根拠はない?

読了までの目安時間:約 8分

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最近は街中やレストランでの禁煙が進んだり、タバコの値上げが進んだりと愛煙家には風当たりが強い時代になってきました。

 

禁煙ブームに反論してか、タバコは実は害はないと主張している方もいます。

 

 

さすがにそれは言い過ぎな気がしますが...

でもなにやら害がないという根拠もあるみたいですよ?

 

果たしてタバコの害は本当にないのでしょうか?

 

今回はタバコの害について詳しく紹介していきます。

 

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タバコの害は実は無いって本当?科学的根拠はないの?

タバコはよく癌や肺気腫、COPDなどの原因となると言われており、これがもととなり死亡するリスクを増やすと言われています。

 

タバコの害を否定する方の中には、これに対する反論として、家族や親戚の中に喫煙していても長生きしている方がいることを根拠にあげている人が多くいます。

 

これは俗にいわれる個人差というものが関係しており、我々の体は遺伝の影響や環境の影響などを大きく受けているので、人によってはタバコの害を受けにくい方もいます。

 

そのため科学的にタバコの害があるかないかを議論するためには数人の健康状態を調査するのではなく、数千人から数万人単位で大規模な調査をすることで個人差をどんどん薄めていく必要があります。

 

そのため、家族・親戚内の数人の話だけではタバコの害が嘘か本当かを論じる事はできません。

 

 

また、別の否定派の意見として喫煙率が低下しているのに肺がんの死亡者数が増加していることを根拠にあげる方がいます。

 

「肺がんの死亡者数が増加している」ということは確かに事実なんですが、このときに日本の高齢化を考えないといけません。

 

「長生きしすぎるとがんになる」とよく言われる通り、がんのリスクをあげる因子の中に「加齢」があります。

 

これはがんの原因は遺伝子が傷つくことであり、長生きすると遺伝子についた傷もどんどん蓄積していくことからも納得できると思います。

 

そのため、高齢化が進んでいる日本では、肺がんの患者さんが増えていくのは当然の事で、実際に肺がんの患者さんは70-90代が多いようです。

 

がんによる死亡を考えるときには単純な数値を使わないで「年齢調整死亡率」という年齢による影響を加味した数値を用います。

 

この年齢調整死亡率でみると肺がんによる死亡は1996年をピークに減少しています。

 

喫煙率がピークであったのは1966年だったのですが、タバコの害は喫煙してすぐに出るわけではなく、どれくらいの量をどれくらいの期間吸ったかが大事になるため、タバコを吸い続け20〜30年ほどしてから害が出る事が研究で分かっています。

 

日本でのデータも1966年が喫煙率のピークで、1996年が年齢調整肺がん死亡率のピークであることもこのデータと合致しています。

 

これらのことから、喫煙率が減少しているにも関わらず肺がん死亡者の数が増加していることは否定の根拠としては間違っています。

 

 

また、肺気腫・COPDはがんではないことから軽くみている方も多いかもしれませんが、これらの病気になると常に息苦しい感じが続き酸素を吸入しながらではないと歩けなくなってしまうほどになってしまいます。

 

これらの病気も肺がんと同じようにタバコがリスクをあげることが分かっています。

 

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タバコの害はどういうものがあるの?害しかないの?

 

タバコの害として前述した通り、肺がん、COPDなどがありますが、他にも癌であれば口腔がん、咽頭癌、食道がん、胃がん、膵臓がん、膀胱がん、子宮頸がんなどのリスクをあげることが分かっています。

 

他にも動脈硬化、高血圧、糖尿病、脳卒中、骨粗しょう症、妊娠・出産への悪影響、うつ病といった様々な病気を上げるリスクがあります。

 

 

また、35歳の健康な喫煙者と非喫煙者を集め単純に寿命に差がでるかどうかを調べた研究では、喫煙者の方が10年も早死にしてしまうことも分かっています。

 

 

健康に直結する問題ではないですが、タバコが老化を促進することも研究で明らかにされています。

 

これは一卵性の双子で片方が喫煙者、もう片方が非喫煙者という方々を集めて行われた研究がもとになっているのですが、この研究では喫煙者の方がしわが多く肌の水分量なども少なく、見た目にも年を取ってみられることが明らかにされています。

 

 

ただ、タバコの与える害以外の影響としてアルツハイマーを予防する効果があることが研究結果から知られています。

 

ただ、アルツハイマーは他にも運動などでも予防することができることが知られているので、アルツハイマーの予防のために喫煙するというのはあまり良くない考えかもしれません。

 

偉い人が害がないって言っていたけど?害がないデータもあるけど?

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一部の大学教授、特に「バカの壁」の著書などでも知られる養老孟司さんなどはタバコの害に対して否定的な見解を週刊誌に掲載したりしており、これを信頼している方もいるようです。

 

しかし、科学の世界では論文によらない「専門家の意見」は決して信じてはいけないことになっており、しかも養老先生は解剖学の元教授であり喫煙の害について研究されている専門家ではありません。

 

また、一部のデータではタバコの害を証明できていないものもあります。

 

これは研究でも研究の仕方により信憑性のランクがあります。

例えば100人に対する調査と1000人に対する調査では1000人の調査の方が信憑性があります。

 

他にも様々な違いにより信憑性に違いがあるのですが、専門的な領域になるので割愛しますが、害がないというデータの場合はこれまで害があると証明しているデータとの比較が必ず必要になってきます。

 

そのため、一つのデータをもとにして否定しているサイトやただの偉い人の意見をもとにしているホームページなどは情報を鵜呑みにしないように気をつけましょう。

 

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コメント1件

  1. Hori_Q より:

    全く仰る通りです。私は臨床歴40年の鍼灸師(医療従事者)です。
    長兄、心臓外科医ー後厚生省、3兄、臨床検査技師、兄嫁看護師といったこともあり、私自身元は録音技師でしたので、勉強は殆ど西洋医学的学問を主としてやってきました。

    武田邦彦さんのブログ(特にタバコに関すること、睡眠に関すること)など余りにも一寸酷いのではないかと思うものにはそこそこコメントを書かせていただいております。
    ただ、今日とあるブログに2つほどアクセスしたのですが、タバコの関係性の長時間のブログにアクセスできなくなっていました。どうしてでしょうね~・・・。

    この方は、一寸発言に躊躇するのですが、全くと言っていいほど科学的ではないです(私の感想です)。
    困ったことに、この人の信者と思われる人が少なからずいる、という事が信じられません。

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