先日の国別対抗戦も終え、シーズン終了となったフィギュアスケート。
トリノ五輪での荒川静香選手の金メダル
バンクーバー五輪での高橋大輔選手の銅メダル
浅田真央選手の銀メダル
そして記憶に新しい昨年のソチ五輪において羽生結弦選手の日本人男子初の五輪金メダルをうけてフィギュアスケートの国内での人気は年々あがっています。
かくいう私もフィギュアスケートが大好きで界選手権やアイスショーを見に行ったりしています。
そんな魅力がたっぷりなフィギュアスケートですが、どんな大会があるかとか、採点とか難しくて分からないし少し敷居が高いかも…と敬遠している方にフィギュアスケートの裏話をご紹介しつつ解説していきたいと思います!
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どんな大会があるの?
全日本選手権、四大陸選手権、世界選手権、五輪、グランプリシリーズと沢山の大会がフィギュアスケートにもあります。
その中で今回ご紹介するのはISU(国際スケート連盟)主催のA級大会です。
世界選手権
ISU主催の大会では最も大きな大会であり、年に1度開催されます。
国ごとの出場枠は最大3枠でその年の結果が翌年の枠に関係してきます。
ISUのランキングポイントでも五輪と同格の扱いでこの大会で優勝することはスケーターにとっては大変名誉なことであります。
2015年は上海で行われ、2016年はボストンで開催予定です。
私は昨年のさいたまで男子フリーを見に行きましたが、本当に素敵な演技を楽しむことができました!
日本での開催は5~8年ペースで周ってくるので、次に開催される際は見に行くのも良いのではないでしょうか?
グランプリシリーズ
フランス大会、カナダ大会、中国大会、アメリカ大会、ロシア大会、NHK杯(日本大会)が行われ、その6大会上位者のみ出場できるファイナルを含めた大会になります。
オリンピック
皆さんにはもっとも馴染みのある大会がこちらなのではないでしょうか。
オリンピックは4年に1度の大会であり、スケーターはこの五輪に目標を掲げ調整を行っていく方が大半です。
どんなに国際大会や国内大会で優勝していても五輪は4年に1度だけ。
失敗は許されません。
多くの選手が悔しさに涙を流し、逆に嬉しさに涙を流したのがこの大会なのです。
ちなみにこの3つの大会を1つのシーズンで全て優勝したことがあるのは実は2人だけなんです。
3冠を手にしたのはフィギュアの帝王の呼び名で知られるロシアのアレクセイ・ヤグディン選手と日本の羽生選手なのです。
体力的な問題もあり、五輪優勝しても世界選手権のエントリーを辞退してしまう方も多くいます。
4年に1度の大会である五輪シーズンにこれだけモチベーションを保つのはそれだけ大変なのです。
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なぜトリプルアクセルは難しい?
今や国民的に人気選手である浅田真央選手の代名詞ともいわれるトリプルアクセル。
かつてはアルベールビル五輪銀メダリストの伊藤みどり選手もこのジャンプを武器に世界と戦ってきました。
実はこのジャンプは男子でも非常に難しいとされています。
ジャンプにはルッツ、フリップ、ループ、トゥループ、アクセル、サルコウがありますがこの中で唯一他とは異なるジャンプこそがアクセルジャンプなのです。
通常のジャンプは飛ぶ瞬間は後ろ向きでジャンプをします。
しかし、アクセルジャンプは6種のジャンプのうち、唯一前からジャンプをするのです。
アクセルジャンプも含め、全てのジャンプはスケート靴の構造上後ろから着地をします。
そうすると必然的にアクセルジャンプは半回転多く周ることになります。
そのためトリプルアクセルは3回転半と呼ばれ、非常に難易度の高いジャンプとされているのです。
マメ知識もあると少し変わった目線でフィギュアスケートの観戦もできるのではないでしょうか?
フィギュアスケートはルールだけでなくジンクスなど知れば知るほど興味を引くことが沢山あります!
また次回機会がありましたらご紹介していきたいと思います!!
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