喪中の入籍は延期する?

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喪中の入籍は延期するべき?結婚式は控えたほうがいいの?

読了までの目安時間:約 11分

 

入籍や結婚式は人生の一大イベントのひとつです。

 

しかし、入籍や結婚式間近になって問題が発生することもしばしば。

 

その中の一つが「身内の不幸」です。

 

入籍や結婚式間近になって身内に不幸があり喪中となってしまった場合、どう対処すればよいか分からないという人が多いのではないでしょうか?

 

今回は喪中になる親等の範囲や、喪中に入籍や結婚式は行っていいのか・控えたほうがいいのかを解説します。

 

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近親者が亡くなったら必ず喪中になるの?

 

そもそも、喪中とは「近親者が亡くなったときに一定の期間死を悼み、身を慎むこと」です。

 

「喪(も)に服する」や、「忌服」「服喪」と言われます。

 

ただし、近親者が亡くなったときに必ず喪中となるわけではありません。故人との続柄によって決まる親等の範囲によって、喪中となるかどうかが判断されます。

 

なお、近親者の親等は0親等から始まり、その後も1親等、2親等と続いていきます。

 

一般的に0親等から2親等が喪中の範囲になるとされており、3親等からは喪中としない家庭が多いようです。

 

ただし、亡くなった人が3親等であっても、生前親交が深かった場合などには喪中とすることもあります。

 

なお、親等は自分との関係が近い人が数字が小さくなっています。

 

例えば、自分の夫や妻は0親等となり、自分の父母や配偶者の父母、自分の子どもは1親等になります。

 

自分と配偶者の兄弟・姉妹や、祖父母、孫、兄弟・姉妹の配偶者は2親等となります。

 

そして、3親等は自分と配偶者の曾祖父や曾祖母などが該当します。

 

このように、喪中とするかどうかは親等の範囲によって異なるのです。

 

ちなみに、大伯父や大伯母、大叔父、大叔母が4親等となります。

 

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喪中の期間はどのくらい?

 

喪中となるかどうかの判断基準が分かったところで、次に気になるのが喪中の期間ですよね。

 

喪中の期間は、実は厳密には定められていないのです。

 

というのも、昭和22年に喪中の期間が定められていた「服忌令(ぶっきりょう)」という法律が廃止されたためです。

 

しかし、現在も服忌令に定められていた期間に基づいて喪中が行われることが多くあります。

 

服忌令によると、喪中期間は配偶者や父母の場合は12~13カ月、子どもの場合は3~12カ月、兄弟姉妹・祖父母は3~6か月となっています。

 

ただし、あくまでも一般的な期間となりますので、実際は生前の親交度合いなどによっても異なると考えておくと良いでしょう。

 

例えば、「そこまで親交がなかったから」と祖父母が亡くなったときでも喪中としない家庭もあれば、「お世話になったから」と1年近く喪中とする家庭もあります。

 

喪中の期間は参考程度に頭に入れておいてください。

 

忌中とは?

 

喪中と似た言葉に忌中(きちゅう)があります。

 

言葉は違えど、忌中も喪中と同様に「近親者が亡くなったときに一定の期間死を悼み、身を慎むこと(忌服)」を指します。

 

忌中と喪中の違いは、この忌服の期間が異なります。

 

忌中の期間は不幸があった日から始まります。

 

忌中の期間は宗教によって異なりますが、例えば仏式であれば「四十九日」、神式では「五十日祭」までとされるのが一般的です。

 

一方で、喪中は先ほど説明したように約1年間とされることが多く、宗教によって期間が異なることはありません。

 

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喪中の入籍は延期した方がいい?

 

さて、ここまで喪中について説明してきましたが、ここでは喪中の入籍を延期した方がいいのかどうかお話しします。

 

結論から述べると、喪中だからと言って入籍を延期する必要はありません。

 

喪中に控えるべき行事として「お祝い事」がありますが、入籍はお祝い事ではなく「書類上の手続き」であると考えられています。

 

もちろん入籍はめでたいことではありますが、あくまでも「入籍=祝う”べき”事」であって、「お祝い事」ではないのです。

 

入籍する気分になれないという人は延期をしても構いませんし、どうしてもこの日に入籍したいという人は入籍しても問題ありません。

 

つまりどっちでもいいのです。

 

ただし、親族に「入籍の日を延期してほしい」と相談を受けた場合などは、話し合って入籍日を変更した方が良いでしょう。

 

喪中の結婚式は控えた方が良い?

 

喪中の入籍は問題ないと説明しましたが、結婚式となると話は別です。

 

結婚式はお祝い事のひとつですので、原則として喪中に結婚式を挙げることはご法度とされています。

 

しかし、参加者数が多ければ多いほど日程を延期するのは難しいというのも事実です。

 

また、故人が生前結婚式を楽しみにしていたという場合などには、結婚式を挙げることが供養になると考えて結婚式を挙げる家庭もあります。

 

法律で定められているわけではないため、「亡くなった近親者を喪中とするかしないか」と同様に、最終的には配偶者や身内と話し合って決めるのが一番だと言えます。

 

ただし、お祝い事がご法度というのは昔から言い伝えられてきたことでもありますので、延期できるのであれば日程を調整しましょう。

 

そして、近親者であればあるほど、亡くなったという事実を受け入れるのに時間がかかります。

 

気持ちの整理がつかないまま結婚式を挙げてるのはもっての外です。

 

まずはしっかりと周りの人と話し合いましょう。

 

喪中と結婚報告の時期が重なったときはどうしたらいいの?

 

結婚式を無事に終え、結婚報告のはがきを送ろうとしていたら身内で不幸が・・・。

 

身内に不幸があると、葬儀に参列してくださった人を始め、生前親交のあった人や故人の死を知らない人に「喪中はがき」を出さなければなりません。

 

喪中はがきとは、年賀欠礼のはがきのことです。

 

喪中期間中はお祝い事は避け、喪に服するため年賀状は出せませんということを伝えるためのはがきです。

 

結婚式もお祝い事のひとつですので、喪中期間中に結婚報告のはがきを出すのは避けたほうが無難だと言えます。

 

四十九日を過ぎたら出していいと耳にしたことがある人もいるかもしれませんが、逆の立場で考えてみてください。

 

例えば、身内で不幸があった人から喪中のはがきが届いたとします。

 

そして喪中のはがきが届いてから2か月ほどで、今度は結婚報告のはがきが届きました。

 

あなたならどう感じますか?

 

もしかしたら「年賀欠礼の意味を込めて喪中はがきを出したはずなのに、結婚報告のはがきは送るの?」と思われてしまうかもしれません。

 

相手がどう受け取るかは誰にも分からないのです。

 

マナーがない人だと思われないためにも、結婚報告は喪中期間をある程度過ぎてからのほうが良いでしょう。

 

喪中期間でも結婚報告して良いのはいつ頃?

 

喪中期間でも結婚報告をして良いのは、最低でも四十九日が過ぎてからです。

 

四十九日を過ぎ、時期やタイミングを見計らって送るようにしましょう。

 

なお、結婚報告のはがきは結婚式を終えてから1~2か月後に送るのが一般的です。

 

2か月以上期間が空いたときには、文頭に結婚の報告が遅れた旨を記載するようにしてくださいね。

 

また、結婚報告のはがきを送る時期が年末年始と被っている場合は、寒中見舞いのはがきとして出すことをおすすめします。

 

寒中見舞いは1月8日~立春の2月4日までに届くよう送るのがマナーですので、寒中見舞いと合わせて結婚報告の言葉を添えましょう。

 

ただし、寒中見舞いのはがきに年賀欠礼の謝罪や不幸に関する文面を添えるのはNGです。

 

くれぐれも喪中については触れないように注意しましょう。

 

 

喪中の入籍や結婚式はどうすればいいか分かりましたか?

 

喪中にお祝い事はNGということがお分かりいただけましたか?

 

また、入籍と結婚式は「結婚」という意味では一括(ひとくく)りしてしまいがちですが、「お祝い事」と「祝うべき事」という

 

意味で喪中の対応が異なります。

 

結婚報告のハガキを出すタイミングも、マナー違反にならないよう注意しましょう。

 

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