アルコール依存症を自力で治す方法は?

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お酒は百薬の長と言われる通り、上手につき合えば色んな人と円滑につき合う手助けとなったり、ストレスの解消になったりといいことだらけです。

しかし、つき合い方を間違えると様々な病気のリスクを伴います。

ひどい場合にはアルコール依存症により命を落とすことになる場合や家庭、周囲との関係を崩壊させてしまうことも少なくありません。

この記事ではアルコール依存症とその治し方について紹介します。

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なぜアルコール依存症になってしまうの?

皆さん、いきなりですが「パブロフの犬」ってご存知ですか?

パブロフ博士が行った犬の実験で、犬にエサをあげるときにベルの音を聞かせるということを毎回していたら、ベルの音を聞かせただけでヨダレをたらすようになったという実験です。

このように我々の行動と結果は様々なものに結びつけられて記憶されています。

それではアルコール依存症の場合はどうでしょうか。

アルコール依存症の方の多くはお酒に依存してしまうようになった何らかのきっかけを持っています。

仕事のストレス、家庭の不仲などからふとお酒に手を出すようになったという方が多いようです。

このときお酒を飲むことでストレスから解き放たれるという経験をしてしまうことで、先ほど説明したパブロフの犬のようになってしまうという事です。

「ベルの音=エサ」と記憶されたようにアルコール依存症の人の頭の中では「お酒=ストレスからの解放」という記憶が強くできてしまます。

そのため強いストレスがあり続ける限り、頻繁にアルコールに手を出すようになります。

アルコールは肝臓の酵素で分解されますが、お酒を頻繁に飲んでいるとこの酵素の量が多くなりアルコールが速やかに分解されるようになるため、次第にもとの量のお酒では以前ほど酔えなくなり徐々にお酒の量が増えていきます。

こうしてアルコール依存症が深刻化していき、次第に体を蝕んでいくようになります。

また、アルコールの量、飲む頻度が増えていくと日常生活にも支障をきたし周囲の人たちにも酩酊しているのがわかるようになり、周囲の人々との関係も崩壊していきます。

依存症とそうでない人との違い

お酒でストレスを解消しているという人は非常に多いです。

それではお酒でストレス解消している人は全員がアルコール依存症になってしまうのでしょうか。

依存症に陥る人とそうでない人の大きな違いは、お酒以外にストレスを発散できるものがあるか、熱中できるものがあるかだと言われています。

お酒以外に熱中できるものがあれば毎日お酒を飲まなくとも平気ですが、それ以外に何も生き甲斐となるものがないとお酒にしか頼ることができないためアルコール依存症になるリスクが跳ね上がります。

それ以外にもどれだけ強いストレスにどれだけ長い間晒されているか、周囲に助けてくれる人がいるかどうかなども重要になってきます。

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アルコール依存症は自力で治すことができる?

まずアルコール依存症かどうかの簡単なチェックリストがあります。

①自分の意思で飲酒をコントロールできない

 

②飲酒に強い渇望がある

 

③アルコールで大きなトラブルを起こしたことがある

という3つの項目のうち、一つでも当てはまるとアルコール依存症の可能性があります。

ではアルコール依存症は自力でも治せるのでしょうか?

完全に1人っきりで治そうと思うと、ほぼ確実に失敗します。

普通の生活をしていても我々の意思はとても弱いものです。

ダイエットをしようと思っていてもさぼりがちになってしまったり、日記をつけようと思ったりしていても三日坊主になってしまったりという経験はみんなにあると思います。

アルコール依存症の場合は「依存という病気の状態であること」「依存にいたる理由になった強いストレスがある状態であること」という厳しい状況のもとで戦わないといけません。

普段の生活の中でも意志が弱い人間がそれらをやめるということは、どれだけ辛いか、不可能に近いということがすぐに想像できると思います。

ですので1人でアルコール依存症に立ち向かうことは不可能だということをまず知ってください。

ではどうすれば治す事ができるの?

もしアルコール依存症が程度の軽いものであれば、病院に入院したりしなくても治療することは可能です。

その場合にはアルコール依存症の方の自助会に入ったり、家族や信頼できる友人の力を借りるようにしましょう。

このときには自分がアルコール依存症であることを告白し病気であるという自覚をはっきりさせましょう。

そしてアルコールを飲むことに対する後悔や、依存から脱却したいという決意をしっかり宣言することが大切になります。

また、アルコール依存症に至るまでには必ず何らかの理由があるはずなので、それについても相談できることが望ましいです。

他には、家族であればお酒を自分の手の届かないように管理してもらうのもいいですし、友人などであればアルコールを飲んでいないことを報告したりするのも依存症から脱却するために有効です。

アルコール依存症は依存から脱却するまでアルコールを絶対に摂取しないようにしましょう。

物忘れ、震えなどの症状が出るなどアルコール依存症が重度になっている場合は、アルコールを絶つと急性離脱症状といって発熱、意識障害などの症状が現れ最悪の場合死に至ります。

このような方は自力で治したりせず、素直に病院にかかるようにしましょう。

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