口の中 苦味

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口の中に苦味や変な味を感じる原因は?病気の可能性は?

読了までの目安時間:約 8分

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口の中がおかしい味がする!こんな症状で心配の方もいるかもしれません。

 

このような異常はなかなか経験するものでもないですし、いざ自分の身に起こると一体何が起こっているのかと心配になってしまいますよね。

 

今回は特に苦味や変な味がするといった場合にはどのような病気が考えられるか紹介します。

 

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味覚障害はどうして起こる?まずは味覚のメカニズムから

私たちの舌をよく見ると小さいぶつぶつがたくさんあります。

 

これらは味蕾(みらい)と呼ばれていて、その中に味細胞という細胞が存在し、この細胞が味覚のシグナルを出して大脳の味覚中枢に信号を送り、大脳で味を判断します。

 

そのため、これらの経路のどこかがおかしくなると味の感じ方がおかしくなります。

 

 

味覚障害には実は様々な症状があります。

 

味が薄く感じるもの

味が全く分からなくなるもの

甘いものをしょっぱく感じるなど本来とは違う味を感じるもの

一部の味だけ感じられなくなるもの

何も食べていないのに急に変な味を感じるもの

 

といった様々な種類があります。

 

原因はまだ不明なところも多くあるのですが、味覚障害の原因について頻度の多いものをいくつかあげていきます。

 

また、ここでは純粋な味覚の障害ではないので含めませんが、鼻炎などで鼻がつまっているせいで味が薄く感じるという場合も多くあるので、鼻炎がある方は鼻炎の治療も行いましょう。

 

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苦みを感じるのは本当に苦いから!逆流性食道炎とは?

 

私たちが食べたものは口の中で細かく噛み砕かれ、食道を通り胃へと運ばれます。

 

食道と胃の間には括約筋と呼ばれるものがあり、食道と胃の境目をぎゅっとしめて胃の中のものが逆流しないようにしています。

 

ところが、生まれつきこの筋肉の力が弱かったり、加齢により筋肉の力が落ちていたり、胃の構造に変形があったり、食べ過ぎで逆流の力が強くなっている場合などは胃の中のものが逆流してきてしまいます。

 

胃の中では胃酸や消化酵素により食べ物の分解が起こっているのですが、この胃酸が苦い味がするので胃酸が逆流すると口の中に苦みが広がります。

 

実際、口の中まで胃酸が逆流してくることはそんなにないのですが、実は食道にも味細胞が少し存在しているため食道までの逆流でも苦みを感じます。

 

私たちが普段味を感じている主な部分は口の中なので、食道で感じた苦みも口で感じた苦みと混同されてしまうことがあり、そのため口の中には何も来ていないのに苦みが広がったように感じてしまいます。

 

逆流性食道炎は、食べ過ぎをやめて腹八分目の食事をこころがけたり、コーヒーやアルコールなどの刺激物を避けるなどの生活習慣の改善も行われますが、胃酸の出過ぎを抑える薬を飲んだり、胃酸を中和する薬を飲んだりといった薬による治療も行われます。

 

逆流性食道炎が長引くと、食道がんのリスクも上昇するので早めにしっかり治療をするようにしましょう。

 

味覚障害は亜鉛不足のせい?

 

実際に味覚障害が起こっているケースではその原因の多くが亜鉛不足だと言われています。

 

亜鉛は遺伝子の調節に関わっている物質なので、亜鉛が不足してしまうと細胞分裂が激しい組織に障害が起こります。

 

傷の治りが遅くなったり、脱毛が起こったりというのがよく知られている症状ですが、味覚障害・嗅覚障害も亜鉛欠乏で起こる主な症状の一つです。

 

これは味細胞、臭いを感じる嗅細胞がかなり入れ替わりの早い細胞であることが原因です。

 

亜鉛欠乏のときに起こる味覚障害は、味が薄く感じたり、味をまったく感じなくなったりというものが多いようです。

 

このときには亜鉛をサプリメントで補うなどで治療ができますが、味細胞がしっかりできるまでは味覚障害が続くのでしばらくはサプリメントを摂りつつ様子を見る必要があります。

 

サプリメントなどで症状が改善しない場合は、消化管の障害で亜鉛の吸収に問題がある場合も考えられるので病院を受診するようにしましょう。

 

薬のせいで味覚障害も起こる?

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薬の副作用として味覚障害が起こることもあり、このような薬の中には利尿剤、降圧剤、抗生物質、糖尿病薬、かぜ薬など多くのものが含まれます。

 

多くの場合では服用を続けて2〜6週間ほど経ってから味覚障害が起こることが多いのですが、中には服用して数日で味覚障害が起こることもあります。

 

原因としては唾液の分泌が低下してしまうため味を感じにくくなるというものや、亜鉛の吸収を妨げてしまうため亜鉛不足に陥ってしまうものなどがありますが、原因不明なものも多くあります。

 

味覚障害の種類としても味が薄く感じる、味がしないというものから、どんな味もしょっぱく感じる、甘みを感じないなど様々な障害が報告されています。

 

治療としては、亜鉛を補うことが第一ですが、原因となっている薬を特定して別の薬に切り替えてもらうことも考えないといけません。

 

薬による味覚障害は仕方ないと思って1年以上の長い間放っておくと味覚が戻らなくなってしまうこともあるので、お医者さんに相談するようにしましょう。

 

他にも慢性的な病気や精神的な病気でも起こる

 

稀なケースでは、シェーグレン病という唾液や涙の分泌が低下してしまう病気があり、このようなときにも唾液の分泌の低下のせいで味を感じにくくなることがあります。

 

また、統合失調症などの精神病のときにも幻覚や幻聴のように存在しない味覚を急に感じることもあります。

 

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