子供ってよく鼻血を出しますよね。
毎日気づいたら鼻血を出していた、なんて不安になるお母さんも。
何か重い病気なんじゃないかしらと思いがちですが、元気に走り回っているような子供の鼻血の多くはあまり気にしなくていいものがほとんどです。
では、なぜ子供はよく鼻血を出すのでしょうか。
急な鼻血に慌てない!実は間違いだったあの鼻血の止め方と正しい止め方をご紹介します!
Sponsored Link
子供の鼻血の原因
実は子供は鼻血を出しやすいのです。
それはほとんどが無意識に鼻の穴を触る(こする)ことで起きています。
鼻の中には血管が集まっていて、風邪や鼻炎などのアレルギーで粘膜が弱くなっていると余計に傷つきやすく、ちょっとした傷で鼻血が出てしまうのです。
なので、特別に鼻をほじったりしなくても鼻血が出てしまうこともあるのです。
毎日出るような場合には、一度傷ついた箇所がまた傷ついて出ている可能性もあります。
ただし、鼻血が出るということで重い病気をイメージする人も多いと思います。
血が固まりにくい血液の病気のことです。
ただ、血液の病気の場合には普通は別の症状も併発していて、元気に走り回っているような子供の鼻血であれば、それほど気にしなくて大丈夫でしょう。
ひどい貧血や元気がないなど、気になる他の症状がある場合には病院にいってくださいね。
Sponsored Link
対処法や予防
鼻血が出たときには、まずは落ち着いて行動してください。
大人が慌ててしまうと子供もオロオロしてしまいます。
昔は鼻血が出たら仰向けに寝たり、上を向いて首の後ろをトントンたたくという風に言われていましたが、これらは間違いです!
余計に出血を長引かせてしまうので正しい止め方を知っておきましょう。
正しい方法は椅子に座って顔を少し下に向けて、小鼻をしっかり押さえてください。
これで15分ほどで止まるはずです。
これで止まらない場合には、圧迫が足りない可能性が高いです。
また、おでこから鼻までの鼻筋や首筋などを詰めたいタオルで冷やすのも効果的です。
ティッシュなどを鼻に詰める方法も言われますが、これをする場合には、鼻の穴より太いくらいの清潔なティッシュや脱脂綿を用意し、それを詰めます。
つまり中からの圧迫です。
これも15分ほどそのままにしておきます。
ただし、この方法は詰め物を出すときにまた傷口が開いて鼻血が出てしまうこともありますので、外側から小鼻を押さえる方法がおすすめです。
病院は何科
鼻血について気になる場合には耳鼻咽喉科を受診しましょう。
鼻の粘膜が弱くなっている可能性を考えると、アレルギー性の鼻炎など、そもそもの原因を治療することで鼻血の症状がおさまることも考えられます。
鼻を触ってしまうのが原因の場合には、辛抱強く伝えていくのが効果的かもしれません。
とはいえ、この場合もいつの間にかいじらなくなっていきますので、あまり深く思い悩まないでくださいね。
鼻血で汚れた服を落とす方法
鼻血で悩む親は多いと思いますが、その中でちょっと困るのが、血がついた洋服ですよね。
血液はなかなか落ちにくくて苦労している人も多いと思います。
しかも時間がたつと余計に落ちにくくなるのでできるだけすぐに処理しましょう。
血液汚れは主にたんぱく質が主成分になり、たんぱく質汚れはアルカリ性が効くそうです!
そしてついやってしまいがちなのがお湯で洗うこと。
たんぱく質はお湯で固まるので、水で洗いましょう。
つまり鼻血がついたらまずはすぐに流水で流すこと!
そして重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤を使うと効果的です。
もちろん漂白剤でもOKですが、子供のためにも自分のためにも、重曹であれば素手で使えるしお手頃なのでおすすめですよ!
Sponsored Link
コメントを残す