点滴の効果!風邪の場合も意味あるの?

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重い病気になったりすると点滴を打ってもらうイメージがあります。

たまに漫画やテレビなどでは無意味な治療の一つとして紹介されたりしますが、効果があるものなのでしょうか?

また風邪のような場合にも効果があるものなのでしょうか?

この記事では点滴の必要性と効果について紹介します。

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点滴って必要?水分補充の場合!

点滴に入っているものといえば、まずは水分です。

水分は体内での急激な環境の変化を和らげたり、酵素反応の場所となったり、身体中に血液、酸素、栄養などを届ける働きをしたりと様々な働きをしています。

そのため、体内の水分が足りなくなると生命活動に必要なこれらの事柄ができなくなってしまうので最悪の場合命を落としてしまいます。

様々なケースで水分を補充する目的で点滴が行われます。

一番身近な例では熱中症です。

熱中症では汗で水分が奪われてしまい体の水分が足りなくなってしまうので水分補充のために点滴を行わないといけません。

また、重症のやけどの場合、皮膚のバリア機能が失われてしまい水分を体の中に保っておくことができなくなり水分が失われてしまうため、大量の点滴が必要になります。

他に病気が重く水分も取れないような場合にも水分補充目的で点滴が行われます。

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電解質バランスを戻すためにも行われる?

私たちの筋肉や神経の働きは、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオンなどの電解質が細胞の中と外を行き来することで電気信号を作り出すことで行われています。

そのため電解質のバランスが崩れると神経や筋肉の働きがおかしくなってしまい様々な症状が現れます。

普通に食事をして健康な日常生活を送っている場合には電解質バランスが崩れることはほとんどなく、また崩れたとしてもすぐに戻すことができます。

しかし下痢や嘔吐が続いている場合や、腎臓などの持病がある場合、食事が取れない状態が続いている場合などは電解質バランスが崩れてしまいます。

また、高齢者などはちょっとしたことで電解質バランスが崩れやすくなっているので注意が必要になります。

電解質バランスが崩れたときの症状として、よく現れるのはなんとなく気分が悪い、頭が重い感じがするなどのぼんやりとした症状です。

このような軽い症状で点滴をされると、とても大げさなことと感じる人も多いのではないでしょうか。

しかし、例えば高カリウム血症などでは筋肉の塊である心臓の機能が急におかしくなってしまい不整脈からの心停止になり急死してしまうこともよくあります。

そのため電解質異常は症状は乏しいものの急に問題を起こしてしまうこともあるので、点滴による補正が必要な場合もよくあります。

症状に乏しいものの、血液検査ですぐに電解質バランスをチェクすることができるので安心してください。

栄養補給や毒物を薄めるためにも行われる?

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入院中など、衰弱や痛み、飲み込みの障害など様々な理由で食事量が減少してしまうことがあります。

点滴の種類によっては多くのカロリーを含んでいるものもあり、足りないカロリーを補うためにこの点滴が行われることがあります。

他に、体の中の毒物を薄めるために点滴が行われることもあります。

有名な例だと急性アルコール中毒などの場合に点滴が行われます。

急性アルコール中毒の場合、アルコールやその代謝物であるアセトアルデヒドが血中で増加し吐き気、頭痛、呼吸停止などの様々な症状を引き起こします。

そのため輸液を行いこれらの濃度を薄めてあげるのが大切になります。

また、一部の薬を投与する場合は副作用を予防するために予め大量の輸液を行ったりします。

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風邪の場合に点滴は効果あるの?

簡単に言うと風邪の場合に点滴をするのは効果がない場合がほとんどです。

点滴自体に風邪を治すことはできないですし、栄養や水分の補充をするにしてもわざわざ点滴をしなくても水を飲んだり、食べられるものを食べたりということで十分に事足ります。

また、昔はビタミンを配合した点滴が風邪に効果があると信じられていたのですが、現在ではビタミン剤にそのような効果はないということが証明されており行われなくなっています。

しかし、水分不足、電解質バランスの異常などが現れている場合には話が変わってきます。

重い風邪が続き水すらも飲めない状態が数日続いている場合や、下痢や嘔吐などの症状が深刻な場合には水分不足、電解質バランスの異常が起こる可能性は十分にあります。

このような場合は点滴で水分補充、電解質バランスの補正などを行うことで症状の改善が見込めるため点滴を行う場合もあります。

不必要な点滴を痛い思いをしてまでしたくないですし、それでわずかながらでもお金を取られてしまうのも嫌ですよね。

また、増え続ける医療費の面からも問題です。

点滴が必要かどうかはなかなか私たちには判断しにくいですが、もし不安に思ったらどうして点滴が必要なのか、点滴をしないで済ませることはできないのかお医者さんに聞いてみましょう。

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