生理が来ない 妊娠以外

neta-life【ネターライフ】

生理が来ない妊娠以外の原因!もしかして病気?

読了までの目安時間:約 8分

083443

 

女性には月に一回ほどの頻度で月経(生理)がきます。

 

月経には痛みや気分の落ち込みがつきものなので煩わしいものですが、実は私たちの体の様子を伝えてくれる大切な役割も持っています。

 

妊娠の可能性が低いのに生理がこないとなると不安にもなりますよね。

 

この記事では生理がこない原因、特に妊娠以外の原因について紹介します。

 

Sponsored Link

 

月経はどうやって引き起こされているの?月経のメカニズム!

妊娠に必要な卵子は卵巣の中に蓄えられています。

 

この卵子が卵巣を飛び出して精子と出会い受精し子宮に着床するために女性の体は毎月準備をしています。

 

そのため、まるで受精卵にとってのベッドのように子宮の内側の壁(子宮内膜)を毎月厚くしているのですが、受精が起こらなければこの厚くなった子宮内膜は不必要になってしまうため毎月外に出されます。

 

これが月経です。

 

月経のサイクルには2つあり、前半が増殖期、後半が黄体期に分かれます。

 

増殖期には脳の視床下部から分泌されるホルモンにより子宮内膜が少しずつ厚くなるとともに卵巣にある卵子を包む膜(卵胞)が少しずつ成長していきます。

 

この卵胞が充分に育ってくると卵胞から分泌される女性ホルモンであるエストロゲンが脳を刺激し、黄体化ホルモンが急激に上昇します。

 

この刺激を卵胞が受けることで、卵胞から卵子が飛び出す排卵が起こります。

 

卵子が出た後の卵胞は黄体という呼び名に変わり、プロゲステロンという妊娠に必要なホルモンを作り出します。

 

このときに妊娠が起こると胎盤から出されるhCGというホルモンにより黄体が刺激されエストロゲンが分泌されるようになり妊娠が継続していくのですが、妊娠が起こらないと黄体からのエストロゲン分泌が起こらなくなります。

 

すると子宮内膜が維持できなくなり子宮から剥がれ落ち、体外へと排出され月経が起こります。

 

女性の体は周期的にこれを繰り返しているのですが、このメカニズムが崩れると月経が周期的でなくなったり、来なくなったり、痛みが強くなったりといった異常が起こるようになります。

 

逆に考えると、月に一回体の異常を知る特別な機会が訪れるとも言えます。

 

Sponsored Link

 

生理がこない原因はどう言ったものがあるの?妊娠以外のもの!

生理がこない原因には様々なものがありますが、生理が上記のホルモンによってコントロールされているためホルモン異常によるものが原因の大半を占めます。

 

ホルモン異常が起こる原因としてよくあるのがストレスや摂食障害によるものです。

 

ストレスの多い環境や栄養がない状態では妊娠・出産を行うことは到底無理ですので体の防御反応の一つとして納得できます。

 

病気が原因となっているものとしては、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)という排卵がうまく行えない病気や、甲状腺機能低下症、脳腫瘍などが考えられます。

 

他にターナー症候群などの遺伝子異常も考えられますが、この場合は新生児期にすでにわかっていることが多いです。

 

また、水虫などの真菌症の治療薬であるケトコナゾールや、利尿薬であるスピロノラクトン、精神を落ち着かせる薬であるドパミン遮断薬の副作用でプロラクチンという母乳を出すためのホルモンが上昇してしまうことがあります。

 

すると、授乳中は妊娠するわけにはいかなくなるので排卵が行われなくなり、生理も起こらなくなってしまいます。

 

これらの薬以外にも副作用で生理を止めてしまうものがあるので、薬を内服している方は薬の注意書きを読んでみるようにしてください。

 

PCOSってどんな病気?

524163

 

PCOSはあまり馴染みがない病気名かもしれませんが、妊娠可能な女性の5%ほどが罹患していると言われる身近な病気です。

 

この病気の根本的な原因はまだよくわかっていないのですが、脳の視床下部から出るホルモンの量が多すぎるために卵胞を育てるためのホルモンの分泌がかえって抑えられてしまうことが病気の原因になっていると考えられています。

 

そのためにホルモンバランスが崩れてしまい月経が起こらなくなります。

 

この病気ではホルモン異常のために月経が起こらない以外にも、脂肪がつきやすい、不妊で悩んでいる、産毛が濃い、筋肉がつきやすいなどの症状が現れてきます。

 

またそればかりでなく、10-15年後に糖尿病になるリスクが高かったり、女性ホルモンが関与する癌である子宮内膜癌や乳癌になるリスクも高くなります。

 

そのため、たかが生理がこないだけとは決して考えずにしっかり病院にかかるようにしてください。

 

治療としては女性ホルモンを補充してホルモンバランスの崩れを整える方法や、クロミフェンという排卵誘発剤を用いる方法などがあります。

 

甲状腺機能低下症や脳腫瘍の場合は?

これらの病気の場合は母乳を作るのに必要なプロラクチンが上昇するために月経が起こらなくなります。

 

甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンが少なくなっているために甲状腺ホルモンの産生を促すホルモンである甲状腺ホルモン放出ホルモンというホルモンが大量に分泌されます。

 

このホルモンは甲状腺ホルモンを作らせる以外にもプロラクチンの分泌を増やすという働きがあります。

 

そのためプロラクリンが上昇し月経が停止してしまいます。

 

脳腫瘍は、具体的には下垂体腫瘍でよく起こるのですが、この腫瘍がプロラクチンを産生するため、同じように月経が停止してしまいます。

 

これらの場合は原病の治療が第一となるので病院にかかるようにしてください。

 

Sponsored Link

 

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: