よくある視力回復法は本当?目を良くすることは可能なの?

看護士ガール

最近なんだか目が悪くなった気がする…どうにか良くする方法はないかな。

こういった方も多いのではないでしょうか?

目が悪いと困ることがたくさんありますし、めがねをかけたりコンタクトレンズをつけるのも煩わしいですよね。

世の中には視力をあげる方法は様々な紹介されていますが、これらは本当に効果があるのか気になるところです。

この記事では実際に視力が回復できるのかどうか、視力は良くなる方法について紹介します。

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目はどうやってものを見ているの?

私たちの目はまん丸い球体の形をしています。

私たちの目の黒目の中心には瞳孔と呼ばれる穴があり、光はそこから目の中に入ってきます。

ものをピントを合わせてしっかりと見るためには目の奥の方にある黄斑というところで光がしっかりと集まらないといけません。

そのため目の瞳孔の後ろの方には水晶体という光を屈折させるレンズのようなものが存在します。

この水晶体によって光の屈折が調節されることで目の黄斑に光が集まり物をクリアに見ることができます。

近くのものを見るとき、遠くのものを見るときにはピントを変える必要があり、私たちの目ではこれは水晶体の厚みを変えることで行われています。

遠くのものを見るときには、水晶体の厚さを調節している毛様筋という筋肉が弛緩することで水晶体を薄くしてピントを合わせます。

反対に近くのものを見るときには毛様体という筋肉が収縮して水晶体を厚くすることによってピントを調節しています。

視力が悪くなる原因とは?

視力が低下する原因には大きく2つの原因があり、一つは眼球が小さすぎるためピントを合わせようとしてもどうしても黄斑でピントが合わないというものです。

これは黄色人種に多いことが知られており、日本人でも眼球が小さいために起こる近視が多いことが知られています。

逆に黒人は眼球が大きく遠視であることが多いそうです。

もう一つの原因がピントの調節機能が低下することによるものです。

その原因としては、いわゆる癖のようなもの、加齢によって毛様筋の働きが低下することなどが知られています。

前者の眼球の大きさはどうしようもないので治しようがありません。

一方、後者のピント調節機能の低下は場合によっては直せるかもしれません。

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治せる視力低下は限られたものだけ?

現在、医学的に視力低下を改善できると証明されたものは「調節性近視」と呼ばれるものだけです。

そのことからこれは「仮性近視」とも呼ばれています。

これは、近くを長時間見続けるという作業をずっと行ったことによって起こる近視で、たとえば学校などでの勉強、オフィスでのデスクワークなどがこれにあたります。

これは言ってしまえば、ずっと近くを見ることで近くを見るのが「クセ」になり、目の筋肉も近くを見るのに慣れてしまい、逆に遠くを見ることが難しくなってしまうというものです。

これはサルなどの動物でも同じことが証明されており、無理やり近くを見るように矯正されたサルではその矯正をとった後でも以前と同じように遠くを見ることが困難になるという実験が行われています。

これはずっと近くを見るのをやめて、遠くを見るということを頻繁に挟むことで防げますし、一度この調節性近視になってしまっても早いうちであれば治療できることがわかっています。

これは近くを見るときには毛様筋が収縮しているのですが、ずっと近くを見ることで毛様筋が凝り固まってしまい、遠くを見るときにも十分に緩むことができなくなってしまうことで起こります。

そのため、治療としては遠くの方を見つめ毛様筋を緩めてあげること、近視に効果のある目薬を使って毛様筋を緩めてあげることが行われています。

注意することは、治療できる調節性近視であったとしてもそれが長期間にわたって続いてしまうともはや治療不可能になってしまいます。

ですので、一息ついて遠くの方を見つめるという予防法をしっかりと取り入れることをお勧めします。

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様々なサプリや視力体操は効果が不透明?

世の中には様々な視力回復法があふれていますが、医学的に効果があると明らかなものはほとんどありません。

よくある目の機能を助けるサプリなども、医学的な根拠があるものはほとんどありません。

多くは、この成分が毛様筋の働きに聞くことが考えられるのでこのサプリも効くと考えられるというもので、理論的には正しいかもしれないものの本当に効くかどうかはわからないというものです。

しかし、効果が全くないということは極めて困難なので、全く効果がないとされているものはありません。

サプリメントの成分の中には「効果があるかどうかは定かではない」ということが医学的に述べられているものもあります。

また、医学的な根拠に基づいているというものであっても、医者や専門家であればその根拠の怪しさに首をひねらずにはいられないというものも多くあります。

本当に医学的に根拠があれば、眼科での治療に取り入れられているはずですので、多くを期待しすぎるのは禁物といえそうです。

また、外転筋体操なども医学的には効果があるとは言えません。

外転筋は眼球を動かす機能が確かにありますが、右目と左目のピントを合わせるのは神経系の作用で外転筋を微調整することで行われています。

そのため、ただ外転筋を動かす運動ではこの神経系を鍛えることができないので効果は乏しいでしょう。

脳の視覚処理を鍛えるというものも、視力の低下は脳での処理というよりは目でのピント調節に問題があることが大多数であり、そのような状態で脳を鍛えても効果はありません。

とはいえ、これらの運動はやって害があるわけではないですし、やらないよりはやった方がましという考え方もあります。

これらに大金を払う必要はないでしょうが、自分でやる分には構わないと言えるでしょう。

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