イリザロフ法

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イリザロフ法まとめ!痛みや費用、後遺症などの詳細!

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男性でも女性でも低身長で悩んでいる方はいるのではないでしょうか。

 

身長はほぼ遺伝で決まるので諦めている方も多いと思いますが、実は身長を伸ばすための手術である「イリザロフ法」という手術が存在します。

 

聞き慣れない手術方法に「?」という感じだと思いますが、要は身長の整形だと思っていただければいいと思います。

 

そんな身長の整形があるのであれば是非行なってみたいですよね。

 

この記事ではイリザロフ法について紹介します。

 

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イリザロフ法って何?怪しい手術?

イリザロフ法はロシア人の医師であるイリザロフにより考案された足の骨を伸ばすための手術です。

 

これは足のすねの骨を人為的に折り、骨の再生が起こる時に骨を引っ張り骨と骨の隙間をわざと開けることで、その隙間に新しい骨を作らせてその分足を伸ばすという手術です。

 

徐々に隙間を開けていくことで最終的には平均して7cmほど身長を伸ばすことができると報告されています。

 

なかなか聞かない手術ですが、本当に信頼出来る手術なのでしょうか。

 

一般的には費用が高額であることや入院期間が長くなることなどからあまり行われない手術ではありますが、欧米・日本でも実際に行われている手術です。

 

骨折の合併症で片方の足が短くなってしまった方に対してイリザロフ法を行った例や、先天的な異常で片方の足が短い患者さんに対してイリザロフ法を行った例などが実際に報告されています。

 

また足の骨ではないですが、同じように人為的に骨折を引き起こし骨を引き延ばす治療法が生まれつき顎が小さい病気の方などにも行われており決して怪しい手術ではありません。

 

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イリザロフ法では具体的にどんなことをするの?

足の骨のような長い骨が骨折したとき、まずそこに血腫と言って血の塊ができます。

 

次にそこに骨を作るための細胞がやってきて骨のもととなる仮骨というものを作ります。

 

この仮骨は柔らかい骨なのですが、ここにカルシウムが沈着することで硬い骨となり、骨折が治癒します。

 

イリザロフ法ではこの理論を応用して骨を長くします。

 

イリザロフ法ではまず人為的に骨を切断します。

 

その次に切断した骨の両側にピンを刺しワイヤーで繋げ、ワイヤーを引っ張ることで骨と骨との間をわずかにあけます。

 

すると普通の骨折のようにそこに血腫ができ、しばらくすると仮骨形成が始まりますが、ここでタイミングを見計らい隙間を少しずつ広げていきます。

 

そうすると新たに広がったところまで血腫が広がり仮骨形成が起こるため、この広げた分だけ骨の長さが伸びます。

 

1日1mmを目安にこれを繰り返すことでどんどん骨を伸ばしていくのがイリザロフ法です。

 

また、骨が伸びるのに合わせて周りの皮膚や筋肉、神経も伸びていきます。

 

理論上は何センチも伸ばすことが可能なように聞こえますが、実際は筋肉や神経の伸びる程度や周りの骨との関係などで5cm伸ばすのが現実的な目標となるようです。

 

イリザロフ法のデメリットは何?

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イリザロフ法は慎重を伸ばす夢のような手術ですが、実際には費用、合併症、後遺症など様々な問題点があるようです。

 

まずは費用ですが、イリザロフ法は保険がきかないため治療費が高くつき1000万円ほどすることもざらではないようです。

 

外国に行くと安くできることもあるようですが、医療水準の面からは全くお勧めできないので注意してください。

 

というのも、イリザロフ法では命に関わるような合併症の可能性もあるからです。

 

骨の中には骨髄がありますが、脛の骨の骨髄には多くの脂肪が含まれています。

 

骨を人為的に切断するときに適切な処置がなされないと、この脂肪が血液の中に流れ込んでしまいます。

 

するとこの脂肪が血流に乗って肺などにたどり着き、肺の小さな血管を塞いでしまい「脂肪塞栓症」と呼ばれる病気になってしまいます。

 

すると肺が壊死しガス交換がうまくいかずに窒息したようになり、最悪の場合は死に至ってしまいます。

 

この治療法としては機械で呼吸をサポートし脂肪の吸収を待つしかありません。

 

また、別の合併症として骨髄炎も考えられます。

 

骨髄は骨の中の骨髄で感染症が起こる病気なのですが、骨髄での感染症は治りにくいため抗生物質の治療や大掛かりな手術などを行わないといけなくなります。

 

治療が成功しない場合には全身に感染が広がってしまい敗血症性ショックという病気になり、命を落とす危険性も出てきます。

 

日本の医療水準はかなり高いものですが、諸外国ではこれらの合併症が起ったときに完璧に対処できるかどうかが不明であるため、費用の安さにつられて外国でイリザロフ法を受けると大変な目にあう可能性も否定できません。

 

ですので外国でイリザロフ法を受けるときには十分に考えてから行うようにしてください。

 

他に、施術中の激痛、傷跡が残るのは必発です。

 

入院期間は10か月以上となる場合が多いようです。

 

これはゆっくり骨を伸ばすためなのはもちろんですが、様々な合併症が出ないか注意深く経過観察しないといけないためでもあります。

 

また、入院してベッドに横になっていることが多ければ全身の筋肉が弱ってくるのでリハビリも必要になりますし、足の骨を伸ばしたあとは足・関節のリハビリを十分に行わなければ関節が固まってしまい動かすことができなくなります。

 

また、たとえ退院しても普段通りの生活に戻るのには時間がかかるため日常の世話をしてくれる人を見つけなければなりません。

 

これらのデメリットからイリザロフ法を諦める方が多いようです。

 

もし受けようと思っている方はこれらのデメリットをよく検討してください。

 

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