ささいな疑問って生活していると沢山ありますよね。
普段生活してる中でも当たり前の事でもあれ?ってなることは多いと思います。
そんな些細な疑問の中から今回は「お宮参りのお金」について疑問を解決してみます。
ちょっと考えてみても「?」ってなる事が多いと思います。
・お宮参りのお金は誰が払うべきなのか?
・謝礼はどれくらい用意をすれば良いのか?
こういった疑問を詳しくご紹介します。
目次
お宮参りとは!?
まずお宮参りとはなんなのかと言う事ですが、赤ちゃんが生まれて、初めて神社にお参りする事を言います。
赤ん坊が生まれました!という誕生を報告して健やかな成長と長寿を願う行事で、家族や親戚までもが集まって赤ちゃんの健康をお祈りします。
一般的にお宮参りの時期は男の子=生後31、32日、女の子=生後32、33日が良いと言われています。
しかし最近ではそこまでこだわらす、生後30日前後で母親や赤ん坊の体調、晴れた天気の良い日!などを考えて環境の良い時に行えば良いのです。
ちなみにお宮参りの行い方は家庭や地方、地域によって様々ですので、時期を含め服装やマナーなどもこれが正しいという事が特定できません。
お金は誰が払う?
ここで一番気になるのはお金だと思います。
その子供に両親が二人いて、さらにその両親にはまた両親がいます。
そうなると二つの家族が関わることですので、お宮参りの費用は誰が払えば良いのか少し疑問が湧きますよね。
誰が払えばいいのか…一般的に費用は「主人側の両親」が出す方が良いと言われています。
理由は最近ではあまり言われないことですが、孫に意味があるんです。
実際にはどちらも孫には変わりはないのですが、苗字を引き継ぐ方が内孫という呼び方をします。
基本的にはお嫁さんをもらう主人側の両親にとっては内孫になり、奥様側の両親にとっては外孫になりますよね。(もちろんお婿さんの場合は逆になりますが…)
そのため、お宮参りの費用は主人側のご両親が支払うことが一般的といわれる由来です。
奥様側にご主人が養子に入った場合は逆になります。
引き継いだ苗字のご両親が支払うとスムーズにコトが運ぶでしょう。
とは言ってもこれについても正しい決まりはありませんので、快く払ってくださる側にお願いするのが良いでしょう。
最近ではそういったことも慣わしのようなものも少なくなっているご時勢ですので、実際は両家で半々でも良いかなと思います。
お金の相場はいくらくらい?(食事会、謝礼、お祝い金等)
ではそんなお宮参りにかかる費用の相場はどれくらいなのでしょうか?
お宮参りの費用には
・謝礼
・お参り後の食事会
・交流会
の3つがあります。
他にもお祝い金は主役のご家族以外の方も考えなければいけません。
そういったお宮参りにかかる費用を詳しくご紹介していきます。
謝礼
いわゆる初穂料の事です。
初穂料とはお参りの際に神社に祈祷料として納めるお金の事です。
相場としては基本的にお気持ちとして5000円~10000円が目安でしょう。
神社によっては金額が明記されている事もありますが、「お気持ちで」とする神社も多いので、その際は5000円以上で納めるのがいいでしょう。
ちなみに納める際はのし袋にいれて赤と白の蝶結びをつけてください。
表書きには「初穂料」もしくは玉串料と記入し、水引の下には赤ん坊の名前を記入してください。
(玉串料とは、神道においての神様に捧げる紙垂や木綿を付けた榊の枝の事を指しており、初穂料と同様に神前に捧げるために玉串料と呼ばれているのです。お宮参りの場合、どちらの書き方をしても構いません。)
食事会
お宮参りの後は食事会を開いて親族一同でお祝いをします。
そんなお食事会では費用がかかりますが、その時の相場はランチで1人につき3000円~、ディナーで1人5000円~ぐらいが妥当でしょう。
実際は外食でも自宅でも構いません。
外食だと確実にお金がかかりますが、自宅で豪華なお弁当を注文したり、お寿司などの出前を取っても良いと思います。
自宅だと赤ちゃんや母親の体調も考えながらリラックスして交流できるので良いのかなと思います。
外食の場合はお食事の準備をしなくても良いという点では楽だとは思います。
お祝い金
お宮参りと出産祝いは時期がかぶるので、両方の意味を込めて大体の相場は5000円~でしょう。
余りにも高額すぎるといただく側がお返しに悩んでしまうのでそこも考えて渡してください。
お金ではなく、ベビー服などの赤ちゃん用品でも喜ばれます。
お金を包む場合は紅白の両結びがついた水引ののし袋を使用して送り主の名前をフルネームで記載しましょう!
どちらにせよおめでとう!という気持ちが大事ですね。
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