シルバーアクセサリーを身につけていると、自然と黒ずみや色褪せが気になってきますよね?
新品の頃の輝きはどこへやら…このままくすんだ見た目のものを身につけるのも、気持ちが落ち込んでしまいます。
でもシルバーアクセサリーが変色してしまうのには理由があって、それをきちんと理解して手入れをすれば綺麗な状態で身につけることができるのです。
そこで今回はシルバーアクセサリーの手入れ方法を知りたい人に向けて、気になる黒ずみや汚れの落とし方を詳しくご紹介していきます。
目次
シルバーアクセサリーが変色してしまうのはなぜ?
シルバーアクセサリーは肌に直接身に付けるもので、さらに手といういろんなものを触る部分や汗をかきやすいデコルテに付けるのでどうしても汚れやすくなります。
手垢や汗などが付着したまま放置すると、シルバーアクセサリー本来の光沢がなくなってしまうのです。
またシルバーアクセサリーは硫黄成分に反応して黒ずんでしまう性質を持っているため、硫黄を含む温泉に身につけたまま入ると黒くなってしまいます。
シルバーアクセサリーを身につけたまま温泉に入って失敗してしまった人は、おそらく多いのではないでしょうか?
しかし長期間身に付けることがないまま放ったらかしにしていたシルバーアクセサリーが、気付いたら黒く変色していたということはありませんか?
実は空気中にも微量ではありますが硫黄分が含まれているので、自然と黒ずんでしまうのは仕方のないことなんですね。
そのため安価に購入できるシルバーアクセサリーですが、こまめに拭いたり月に一度程度念入りにケアすることが長持ちさせるためには大切なことなのです。
シルバーアクセサリーの保管方法はどうする?
シルバーアクセサリーは手軽に購入できますが、実は傷がつきやすく変色しやすいデリケートなものです。
そのため何も考えずにそこらへんに置いて保管をしてしまうと、知らない間に変色していることもあります。
また他のアクセサリーと一緒の入れ物に入れておくと、アクセサリー同士がぶつかって傷がつきやすくなってしまうのです。
そんなデリケートなシルバーアクセサリーは、個々で保管をすることが大切になります。
そんな時役に立つのが、100均で買える小さなチャック付きビニール保存袋です。
指輪やネックレスなどを個々で入れておくのに適しており、さらにチャック付きで密閉できるので空気に触れて変色するのを防ぐことができます。
さらにできればシルバーアクセサリーを小さく切った柔らかい布で包んでからビニール袋に入れると、余計に傷つきにくくなるのでオススメです。
また湿度が高い場所で保管をしてしまうとビニール袋の中で水滴ができてしまい、そこからまた変色などの原因が出てきます。
そのためお風呂に入る前に外したまま、湿度の高い浴室などでの保管をするのは避けるようにしてくださいね。
毎日のことで多少面倒に感じるかもしれませんが、これならしばらくつけない期間があったとしても安心ですね。
シルバーアクセサリーは毎日お手入れしよう
シルバーアクセサリーは面倒ですが毎日お手入れをしないと、あっという間に輝きを失ってしまいます。
色がくすんでいるとせっかくの可愛いデザインも台無しになってしまうので、毎日きちんと手入れをしてあげることで長く綺麗に身につけることができます。
100均でも売っているアクセサリー用の柔らかいクロスやメガネ拭きを使って、身につけていたものを取ったら丁寧に汚れを拭き取ります。
拭き取った後にまた指で掴んでしまうとそこからまた汚れが付着してしまうので、できればビニール袋に入れる際にシルバーアクセサリーを包む布を使って触れないようにして取り扱いましょう。
おすすめの方法として先に布を広げてスタンバイさせておき、拭き終わったらそのまま布に置いて包んでビニール袋に入れてしまえばスムーズにできます。
シルバーアクセサリーの黒ずみを取る4つの方法
気をつけてはいるものの、どうしても毎日愛用していれば汚れや黒ずみは気になってきてしまうものです。
そんなときシルバーアクセサリーの黒ずみを取る方法を知っていれば、すぐに気付いた時に対処できます。
またこれらの方法は普段のお手入れに加えて月に一度のスペシャルケアとしても使えるので、ぜひシルバーアクセサリーを長持ちさせるためにも実践してみてくださいね。
ではシルバーアクセサリーの黒ずみを取る4つの方法をご紹介していきます。
専用クロスでこまめに拭く
食器皿で例えると、食べかすが残った状態で長時間放置したものよりも食べた後すぐに洗った方が格段によごれは落ちやすいですよね?
シルバーアクセサリーも同様で、毎日こまめにお手入れをしていくことで黒ずみがひどくなるのを防ぐことができるのです。
汚れは毎回付くものなので、それをその都度綺麗にしておいたほうが一気に黒ずみがこびりつくことなく長持ちさせられるのですね。
ただいくら毎回専用クロスできちんと拭いていても、保管が正しくできていなければあまり意味がありません。
空気に触れないようひとつひとつ密閉容器に入れて、使わない間に黒ずみがひどくなるのを防ぎましょう。
化学反応を利用する
シルバーアクセサリーは硫黄成分と反応して黒ずみが発生してしまうので、この硫黄を取り去る目的で化学反応を利用する方法があります。
使うものはアルミホイルと重曹、そしてお湯だけです。
プリンの空き容器などにアルミホイルを敷き詰めて、その中にお湯と重曹を投入してよく混ぜます。
10分程度お湯が冷めてくるまでシルバーアクセサリーを入れて放置し、取り出したら水で洗い流して柔らかい布で拭いてください。
するとアルミホイルに含まれていた銀の成分が硫黄と結合し、シルバーアクセサリーの輝きが戻っているではありませんか!
この化学反応は、重曹によって引き起こされているのですね。
歯磨き粉でこすり落とす
歯磨き粉は歯にこびりついた歯垢や汚れを落とすために、研磨剤が配合されています。
そのためあまりに黒ずみがこびりついている時には、歯磨き粉を少量つけて磨くことで汚れが落ちることがあります。
ただ注意したいのはこのやり方はあくまで歯磨き粉を使って研磨している状態なので、歯磨き粉の量が多過ぎたりこすりすぎると逆に傷つけてしまう可能性が高くなるのです。
シルバーアクセサリーはデリケートなので、やり方を間違えると大変なことになります。
歯磨き粉でこすり落とすのは、黒ずみがひどい時の最終手段として活用しましょう。
牛乳に浸した布で拭く
牛乳には乳糖という成分が含まれていますが、これがシルバーアクセサリーにこびりついた黒ずみを落としてくれる作用があるのだそうです。
柔らかい布に牛乳を少し浸して、あとはいつも通り拭くだけでオッケーなので手軽に試すことができますね。
ただ、少しお手入れ後のにおいが気になるところですが、しっかり水洗いすれば大丈夫でしょう。
こちらの方法は黒ずみが軽いうちにおこなうと、より効果を感じやすいのではないでしょうか。
まとめ
シルバーアクセサリーは手軽に見えて実はデリケートで、変色もしやすい素材だということがわかりました。
そこで大切になってくるのが毎日のお手入れと、保管場所です。
毎日使い終わったら軽く拭いて密閉できるビニール袋にひとつひとつ入れることで、黒ずみを防ぐことができます。
すでにこびりついた黒ずみは化学反応を起こして原因の硫黄成分を排除したり、歯磨き粉で研磨する方法が効果的です。
しかしやはり汚れや黒ずみがひどくなる前に、日頃からお手入れをしておくことが一番の予防策になります。
長くシルバーアクセサリーを楽しめるように、少し手間がかかりますがきちんとお手入れをしていきましょう。
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