春の旬と言えばやっぱりタケノコですよね。
古事記に登場することから日本では古くから食べられていた食材の様です。
しかし、タケノコと言えば面倒なのがあく抜き。
米ぬかが代表的ですが米ぬかが今ない…
でも食べたい!
そこで今回はタケノコの簡単なあく抜き方法をご紹介します。
目次
タケノコのあく抜き方法について
新鮮なタケノコは生でも食べられますが、お店で買ったものは収穫から時間がたっているのであく抜きをしなければなりません。
たけのこは時間とともにえぐみが強くなってしまい、香りが抜け、固くなってしまうので早めのあく抜きが必要になります。
まずはあく抜きの下準備をしましょう!
1.タケノコの外側の皮を2~3枚とり、あとは皮のまま水洗いし汚れを落とします。
2.頭の部分を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に一本切れ目を入れます。
ここまでで下準備は完了です。
では、次にそれぞれのものを使ってのあく抜き方法を紹介していきましょう。
小麦粉での方法
大なべいっぱいの水(3L程度)に対して
・小麦粉大さじ3
・お酢大さじ3
・塩を大さじ2
・唐辛子を1本
程度加え、皮つきのままタケノコを茹でます。
1時間ほど茹でて、火を落としてそのまま冷やします。
皮をむいてまだ渋みがあるようでしたら水にしばらくさらしておけばあく抜き完了です。
米ぬかでの方法
これはおそらく代表的なあく抜き方法ではないでしょうか。
鍋にタケノコがかぶるくらいの水と米ぬか一握りと唐辛子2本程度を入れ、タケノコが浮かないように落とし蓋をして1時間ほど茹でます。
ゆで具合を串に刺して確かめ、火を止めてそのまま自然に冷まします。
米ぬかが無い場合は米のとぎ汁でも代用できます。
大根おろしでの方法
こちらの方法はなんと茹でずに出来ます。
タケノコ300gに対して大根の3分の1本分すりおろした汁を使います。
汁の部分だけが必要なので身の部分は食べてしまって大丈夫です。
この汁に1時間から1時間半つけるだけであく抜きができます。
大根の酵素があく抜きに役立っているのです。
重曹での方法
最後にご紹介するのが重曹での方法です。
こちらは沸騰した鍋に皮をむいたタケノコと重曹(1Lにつき1g)を入れて20分ほどであく抜きができます。
他のあく抜き方法では1時間以上かかったものがとてもスピーディーに出来るので時間のない方にはおススメです。
ただし、重曹は入れすぎると沸騰してしまいますので気をつけましょう。
まとめ
以上になりますが、簡単に4つの方法をご紹介させていただきました。
どの方法もあく抜き方法としては万能ですが、人によっては多少のえぐみがあった方がいいという方もいます。
是非色々試してみてご自分の好みのタケノコ料理をお楽しみください!
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