ハロウィンといえば、あのオレンジのかぼちゃ「ジャックオランタン」を連想する方も多いのではないでしょうか。
収穫の秋らしいオレンジ色のかぼちゃを使ったジャックオランタンは、ハロウィンには外せないマストアイテムといえるでしょう。
そんなジャックオランタンを作ってみたくないですか?ということで、この記事では、そんなジャックオランタンの作り方をご紹介します。
自宅で簡単にできる方法をご紹介しますので、ハロウィンをDIYのジャックオランタンで楽しんでみましょう!
目次
~ジャックオランタンを作る前に~
ここでは、ジャックオランタンを作る前に知っておくと楽しい豆知識をご紹介します。
ジャックオランタンの由来や、ジャックオランタンに使えるかぼちゃにはどのような種類があるか、かぼちゃはどこで手に入るのかなどを解説していきます。
作る前にジャックオランタンについての知識を得れば、より楽しくジャックオランタンを作ることができることでしょう!
ジャックオランタンの由来
ジャックオランタンはかわいらしいカボチャのランプとして知られていますが、ヨーロッパの島国であるアイルランドの伝承物語が由来になっています。
悪魔をもだまし続ける悪漢で酒癖も悪かったジャックは、寿命を迎えたとき、多くの悪行を重ね過ぎたため地獄にも天国にも行くことを許されませんでした。
死んでしまったのに現世に戻ることを余儀なくされたジャックですが、現世に戻れるはずもありません。
そんなジャックは悪魔に懇願し手に入れた地獄の炎で道を照らしながら、現世とあの世の境目をさまよい続けなければいけなくなりました。
そのときにジャックが明かりを絶やさないように作ったのが、ジャックオランタンだったのです。
ジャックが作った元祖ジャックオランタンはかぶをくりぬいて作ったものでした。
少し怖い由来のあるジャックオランタンですが、今は多くの人たちを楽しませるかわいらしいかぼちゃのデザインに変化して、大人から子供まで大人気のハロウィンアイテムになっていますね♪
かぼちゃにはどのような種類があるの?
普段、私たちが日常生活の中でおかずなどにして食べているかぼちゃは緑色ですね。
しかし、ハロウィンのジャックオランタンのかぼちゃは皆さんご存じのように、オレンジ色です。
食用ではないかぼちゃを使用しますがいろいろな種類がありますので、代表的なものをご紹介しますね!
一番よく使われているカボチャは「オータムゴールド」
20センチ~30センチの大きさで、ジャックオランタンの素材として一番使われているカボチャです。
オモチャカボチャとも呼ばれています。
手のひらサイズの「オモチャカボチャ」
6センチ~12センチの大きさで、手のひらサイズのかぼちゃがオモチャカボチャです。
オモチャカボチャは、くりぬいてランタンにするだけではなく顔パーツのシールを貼るだけでインテリアにもなり、手軽さという点でもかなりおすすめな素材です!
超大型!「アトランティックジャイアント」
アトランティックジャイアントは、ジャックオランタンに使われるカボチャの中でも特に大きい種類になります。180cmを超える実を作ることも可能な品種です。
花屋さんなどで種を売っていることもありますが春に種を巻く品種ですので、時期を逃すと手に入らないこともあります。
かぼちゃはどこで手に入るの??
ジャックオランタン用のかぼちゃは食用ではありませんので、スーパーの野菜売り場に探しに行ったとしてもなかなか見つかりませんよね。
しかし、入手先はちゃんとあります。
お花屋さん
ハロウィンシーズンになると、ジャックオランタン用のかぼちゃを売り出すお花屋さんがあります。
近くのお花屋さんをチェックしてみましょう。
ホームセンター
園芸用品をたくさん並べていて、ガーデニング用品に強いホームセンターには置いてあることがあります。
JAの販売所
観賞用のかぼちゃを作っている農家が近くのJAに加入している場合、JAの販売所に並んでいることもあるので、チェックしてみましょう!
ネット販売
ネット販売で予約をすれば重たいかぼちゃも玄関先まで運んでもらえます。早いうちに予約をすれば、品薄状態になる前に届けてもらえることでしょう。配送会社さんの方にも感謝です!
~ジャックオランタンの作り方~
用意する道具で基本的に必要なものは3つ!!
1:好きな大きさの「かぼちゃ」
先ほど紹介したカボチャの中から自分が良いと思う大きさのものを選びましょう!
2:扱いやすい「ナイフ」
中をくりぬいたり、穴を開けたりするのでナイフを用意しましょう!(果物ナイフでも良いですが、パンプキンカービング用ののこぎりもオススメです。切りやすいので、カーブなども安心して切り込めます!)
3:印を付けるための「マジック」
ジャックオランタンの顔をくりぬくためにマジックで印を付けますので、そのときに必要になります!
※用意しておくと便利なもの
・手袋(手にカボチャの臭いが付くのを防いでくれます)
・新聞紙(新聞紙の上で作業をすると、汚れを気にせず作業できます)
・ゴミ袋(くりぬくときにたくさんごみがでますので、用意しておくとよいでしょう)
・彫刻刀やスプーン(細かい作業のために用意しておくと便利です)
・型紙(複雑な模様を切り抜きたいときに使用します。ジャックオランタンの顔だけではなく、カボチャの側面に月明かりに照らされるネコやちょっと怖いお化けといったものを切り込みたいときに便利です!!!)
・スプーン(かぼちゃの中の種を取り出すのに便利ですので、用意しておくと良いでしょう!)
☆ここからは作る手順を説明します☆
分かりやすいyoutube動画がございましたので、こちらも参考にしてみてください!
その1:かぼちゃの側面に顔を描きましょう!
自分が気に入ったデザインの顔をジャックオランタンの側面に書きましょう。
マジックでもクレヨンでも大丈夫ですよ!(かぼちゃの臭いが気になる方は、庭や屋外などの場所で作業することをおすすめします!)
その2:かぼちゃの下の部分をカット!
次は、かぼちゃの下の部分(おしり)のカットです。
かぼちゃの下の部分を、かぼちゃの形に沿って丸くカットしましょう。
カットした部分はあとでろうそくを立てる燭台にしますので、絶対に捨てずにとっておいてください(^_^)b
その3:かぼちゃの中の種を取り出す!
先ほど切り取ったかぼちゃおしりから、種を取り出しましょう!
カボチャには水分がありますので、新聞紙の上で作業すると汚れを気せず作業に集中できますよ。
その4:ナイフでかジャックオランタン顔をくりぬきましょう!
マジックで書いた顔をナイフでくりぬきましょう。
最初は大きいパーツをくりぬいて感覚をつかんだあとに、小さなパーツをくりぬくとうまくいきます。
カーブなどの難しいところはくれぐれも安全に気を付けてくりぬきましょう。
この工程が済めばジャックオランタンの大枠はほぼ完成です。
その5:かぼちゃを乾燥させる
かぼちゃの中身をくり抜き全ての顔パーツもくり抜けたあとは、きれいに乾燥させましょう。
直射日光に当てないように暗所で乾燥させるようにしてくださいね。
そうすることによって長く日持ちがするジャックオランタンになります!
その6:明かりが灯せるように燭台を作る!
先ほど切り抜いたかぼちゃのおしりで燭台を作ります。
火を付けたろうそくをゆっくりと切り抜いたかぼちゃのおしりにのせましょう。
その7:ジャックオランタン完成!
かぼちゃのおしりで作った燭台に乾燥させたジャックオランタン本体をかぶせて、ジャックオランタンの完成です。
ろうそくに明かりを灯して、ハロウィンの雰囲気を楽しみましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか??ハロウィンには外せないジャックオランタンの作り方をご紹介してきました。
DIYで暖かな雰囲気のハロウィンを楽しむのも良いですね♪
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