香りや見た目を楽しむだけでなく、料理にもたくさん使われている私たちにとって身近なハーブ。
様々な種類のあるハーブですが、その種類ごとに効果や効能が異なります。
良く名前を聞くものからマニアックなものまで、健康のために使い分けていくのがおすすめです。
そこで今回はハーブの効果や効能が知りたい人に向けて、おすすめな使い方をご紹介していきます。
目次
ハーブの効果や効能はどんなものがあるの?
ハーブの効果や効能は主に健康を増進したり美肌など、幅広いものが期待できます。
ハーブの種類によって用途も効果や効能も異なり、それを使い分けていくのも楽しみ方のひとつです。
種類としては食べることで体の内側から作用するものや、皮膚に塗ることで体の外側から作用するもの、そして香りを楽しむものなどがあります。
中には癖のある香りや味のものもありますが、パセリなど誰もが知っているお馴染みの味もありますよね。
数種類のハーブを揃えておくだけでいろんな楽しみ方ができるので、いろいろ試してみると良いでしょう。
ハーブのおすすめな使い方・料理編
ハーブのおすすめの使い方として、最初に思い浮かぶのが料理ですよね?
料理に彩りを加えるだけでなく、味のアクセントとしても使えるのが特徴です。
ハーブは生のものを使ってもいいですし、保存にも適した乾燥タイプのものがスーパーなどでよく販売されています。
ではハーブの中でも料理に使える種類を見ていきましょう。
ローズマリー
ローズマリーは少しツンとした香りがあって、肉料理によく合うハーブです。
生のローズマリーと肉を合わせることで臭みを消してくれる働きがあるので、レストランでも重宝されています。
また臭いを消すだけではなく、殺菌効果もあるので保存の際にも役に立つのが特徴です。
ローズマリーの香りは頭をスッキリさせて記憶力を向上させるという効果が期待できるため、料理以外でも活躍してくれます。
ミント
パフェなどのスイーツにちょんと彩りを加えてくれているのが、ミントの葉です。
噛むと清涼感が広がり、甘くなった口の中をスッキリさせてくれます。
ミントは添え物だけではなくハーブティとしても人気で、食べ過ぎや胃もたれを起こしているときに飲むと不快感が軽減する効果が期待できます。
バジル
バジルといえば、イタリア料理ではお馴染みのハーブですよね!
生のまま葉を入れたり乾燥したものを料理に混ぜたり、ペースト状にしても香り豊かなソースが出来上がります。
バジルは香りと風味が強いことで有名で、パスタやピザなど味の濃いものによく合います。
スーパーでは生と乾燥、ペーストタイプなどいろんな種類が購入できるので味の違いを試してみてくださいね。
ハーブのおすすめな使い方・美容と健康編
ハーブのおすすめな使い方として女性は特に気になるのが、美容と健康です。
エッセンシャルオイルを配合したクリームを使ったり、ハーブティーとして取り入れることで美容効果や健康増進が期待できます。
日常的に取り入れて、ハーブを楽しみながら心身の調子を整えていきましょう。
それではハーブの効果や効能で、美容と健康をサポートしてくれる種類を見ていきましょう。
ラベンダー
爽やかでリラックスできる香りが特徴のラベンダーは、自律神経を整えるだけでなく痛みを抑える作用もあります。
不眠症や頭痛などを和らげてストレスを軽減する効果が期待できるので、メンタルケアに広く使われているハーブです。
クリームなどの香りでよく使われているので、馴染みがある人も多いのではないでしょうか?
ただしラベンダーは経通作用があってホルモンに働きかけるので、妊娠中の使用は避けましょう。
フェンネル
フェンネルはセリ科のハーブで、日本ではウイキョウと呼ばれています。
利尿作用があることからむくみを取ってくれるのでダイエットに適しており、さらに女性ホルモンのバランスも整えてくれます。
胃腸の調子が悪いときに摂取することで、便秘やガス溜まりを抑える効果も期待できるのです。
胃が痛いときにフェンネルを摂取すると、痙攣を抑える作用があるので痛みが治まってきます。
また産後のお母さんは、母乳の出が良くなる効果も期待できるので適しています。
ただしホルモン作用があるため、妊娠中は避けましょう。
ローズヒップ
ハーブティーの中でも癖があまりなく、多くの人が愛飲しているのがローズヒップではないでしょうか?
酸味が強めで真っ赤な色が特徴のローズヒップは、ビタミンCを多く含んでいるので美肌効果が抜群です。
ハーブティーの酸味が苦手な人はハチミツを加えることで、より美味しく飲むことができるので試してみてくださいね。
ノンカフェインで経通作用もないため、妊娠中に飲むお茶としても適しています。
ハーブのおすすめな使い方・芳香編
ハーブはそれだけで香りが強いものが多く、香りを楽しむことができるものも多く存在します。
もちろん香りの効果でアロマテラピーを楽しむこともできて、リラックスできますね。
エッセンシャルオイルとは違ったほのかな香りがするので、お庭やベランダで育ててみると良いかもしれませんね。
それでは個性豊かな香りのハーブの効果や効能をそれぞれ見ていきましょう。
レモングラス
レモングラスはその名前の通り、レモンのさわやかな香りがします。
ハーブティーにすることも多いですが、香りを楽しむために庭などに植えている人もたくさんいます。
レモングラスは殺菌、抗菌効果があるので防虫に一役買ってくれます。
そのおかげで庭にレモングラスを植えていると、虫が家の中に入ってこないというメリットもあるのです。
プランターで育てる場合には、窓際などに置いておくとより防虫効果がアップします。
レモングラスは妊娠中の使用ができないので、ハーブティーなどを飲む場合には注意しましょう。
カモミール
カモミールはフルーティなアップルのほのかな香りがするハーブで、花が小さくて可愛らしい見た目をしています。
香りだけではなく見た目でも楽しめるので、好きな方は多いのではないでしょうか?
カモミールもハーブティーにされることが多いですが、夜寝る前に飲むことで安眠効果が期待できます。
また吐き気や痙攣を抑えるので、胃の不快感があるときにも効果的です。
ただしカモミールの場合妊娠中は使用できないので、注意してくださいね。
セージ
セージにはとてもたくさんの種類があり、中でも葉からフルーツの香りがするパイナップルセージやチェリーセージなどが人気です。
葉を指で優しくこすってからにおいを嗅ぐと、ほのかにパイナップルやチェリーの香りがするので不思議ですよね。
花も可愛らしい見た目のものを探せるので、庭やベランダで植えるととても楽しめます。
日当たりの良いところで育てると、より一層香りが引き立つので室内での栽培には向きません。
日が当たるところで育てるようにして、セージの種類ごとの香りを楽しんでいきたいですね。
まとめ
ハーブは料理に使うことで素材の味を活かしたり、彩りを加える大事な役割があります。
また美容や健康にも良い効果が期待でき、香りや食べることで心身の調子を整えてくれるんですね。
またハーブの種類によっては香りを楽しむこともでき、その中には防虫効果が期待できるものもあります。
ハーブの種類ごとに効果や効能が異なるので、自分のライフスタイルに合ったものを栽培してみるのも楽しいですよね。
それぞれのハーブの特性を掴んで、効果や効能を最大限引き出して活用してみてくださいね。
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