美容や健康に良いと女性の間で人気を集めているホットヨーグルト。
しかし、温めたヨーグルトの味が苦手だという人が多く、食生活に取り入れるのを断念してしまう人もいます。
でもホットヨーグルトが美味しくないのは実は作り方に問題があるかもしれませんよ?
今回はホットヨーグルトを分離せずに美味しく作るコツや、ホットヨーグルトを美味しく食べるためのアレンジレシピ等をご紹介します。
目次
ホットヨーグルトとは?
ホットヨーグルトとは、その名の通りヨーグルトを温めた食べ物です。
本来であればヨーグルトは冷たいまま食べるものですが、温めて食べることで乳酸菌やカルシウムなどの有効成分を効率良く摂取することができます。
美肌効果や整腸作用、ダイエット効果が期待できることから、特に女性の間で人気を集めています。
ヨーグルトを温めて食べることで冷え症の対策になるということで、健康維持のために食べている人も多いようです。
そこで気になるのが作り方。
ホットヨーグルトの作り方はとっても簡単です。
①電子レンジ対応のカップにヨーグルト100mlとはちみつを入れます。
②そしてラップをかけずに600ワットの電子レンジで40秒から1分温めれば完成です。
あっという間にできますので、時間のない朝や仕事終わりで疲れた夜にもサッと作ることができます。
ホットヨーグルトがもたらす効果
カルシウムが不足すると、人間の体は脂肪を過剰に吸収して体内に蓄積しやすくなってしまいます。
そこでホットヨーグルトを食べることで、カルシウムを効率的に摂取でき、体内に脂肪が蓄積されにくくなります。
さらに、ホットヨーグルトにはコレステロールと中性脂肪を減らす働きがありますので、ダイエット効果が期待できます。
ストレッチやウォーキングなど有酸素運動を取り入れることでより効果が実感できます。
また、胃腸の働きを活発にして乳酸菌の働きを促進する効果がありますので、便秘に悩んでいる人にもおすすめです。
そして、ホットヨーグルトはダイエットで停滞期に突入している人にも非常におすすめです。
カルシウムを効率良く摂取するだけでなく、内臓が温められることによって脂肪の分解を促進する効果が期待できます。
ホットヨーグルトがまずくなる原因って?
体に良いと言われているホットヨーグルトですが、味が苦手という人や美味しくないと感じる人が多いのが現状です。
ホットヨーグルトがまずくなる原因として考えられるのが、「温めすぎ」です。
加熱しすぎるとヨーグルトの風味や味の質が落ちてしまいます。
さらに、乳酸菌が熱で死んでしまい、有効成分が摂取できなくなってしまいます。
温めるときには人肌の温度になるように意識して、加熱時間は40秒~1分の間にとどめるようにしましょう。
フーフーと冷まさなければ食べられない程温めるのではなく、温かいと感じる程度に加熱してくださいね。
ホットヨーグルトがまずくなる原因ふたつ目は、「味付けをしていないこと」です。
ホットヨーグルトを作るとき、プレーンヨーグルトをそのまま加熱して食べていませんか?
冷たいヨーグルトでも、砂糖やはちみつが入っていないものは味がありませんよね。
ホットヨーグルトも同じです。
プレーンヨーグルトをそのまま温めただけでは美味しいと感じることはできません。
はちみつを加えて加熱することで、はちみつの甘さが引き立って美味しく食べることができます。
味付けをせずそのまま食べていたという人は是非試してみてくださいね。
ホットヨーグルトがまずくなる原因三つ目は、「味の付いたヨーグルトを加熱していること」です。
前述を読んだ人は「矛盾しているのでは?」と思ったことでしょう。
しかし、プレーンヨーグルトにはちみつなどを加えるのと、味の付いたヨーグルトを加熱するのは勝手が違います。
味の付いたヨーグルトとは、「いちご」「ブルーベリー」「アロエ」などを指します。
スーパーの陳列棚を見ると、プレーン以外にも様々な味のヨーグルトが販売されています。
これらの味が付いたヨーグルトは、加熱すると風味が飛んでしまい美味しくなくなってしまいます。
いちごやブルーベリーなどのスイーツを加熱して食べることってありませんよね?
美味しく食べたいからと、味の付いたヨーグルトを購入している人はそのヨーグルトがまずくなる要因となっている可能性が高いと考えられます。
ホットヨーグルトを作るときには、プレーンヨーグルトにはちみつをかけたり、温めたヨーグルトの上にフルーツをトッピングしましょう。
プレーンヨーグルトに変えてアレンジを加えることでぐっと美味しくなるはずです。
分離せずに美味しく作るコツってあるの?
「ホットヨーグルトを作ったら分離してしまった・・・」という経験がある人は多いのではないでしょうか?
ヨーグルトが分離してしまうのはこれについても「温めすぎ」が原因です。
ヨーグルトは必要以上に加熱すると水分と乳成分が分離してしまいます。
分離したホットヨーグルトは味気がなく、食べるとザラザラした舌触りでお世辞にも美味しいとは言えません。
加熱時間は長くても1分以内にしましょう。
加熱時間を変えるだけで仕上がりに大きな変化が表れますので、加熱時間を見直してみてくださいね。
また、加熱する前にヨーグルトに大さじ2杯程度の水を入れると分離しにくくなります。
ヨーグルトに水を加えると全体が液体のように柔らかくなりますので、加熱の際に均等に熱が伝わります。
水分を足すことで分離を防ぐことができますし、多少分離したとしてもザラザラした舌触りになりにくいです。
初めてホットヨーグルトを作る人や分離してしまうという人は、加熱する前に水を加えて加熱時間を短くすることを意識して作ってみましょう。
ホットヨーグルトのおすすめアレンジレシピ3選
美味しく作るコツを実施していただければ十分美味しく作る事ができますが、ここではさらに美味しく食べるためのアレンジホットヨーグルトをご紹介します!
ちょっとした工夫ですごく美味しくなりますので、是非参考にしてみてください!
純ココアヨーグルト
出典:https://cookpad.com/recipe/3694062
プレーンヨーグルト1箱に対して純ココア大さじ3杯を加え、電子レンジで加熱すれば完成です。
カカオには食物繊維が含まれていますので、ホットヨーグルトと合わせることでより便秘解消に効果が期待できます。
なお、純ココアは添加物の入っていないココアパウダー100%のものを選ぶのがポイントです。
また、ココアの量が少ないと酸味を強く感じることがありますので、気持ち多めに加えるのがおすすめです。
ココアの風味がホットヨーグルトにマッチして美味しく食べることができます。
ホットヨーグルトが苦手な人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
ホットバナナヨーグルト
出典:https://cookpad.com/recipe/2915335
まずはヨーグルトにはちみつを加えてホットヨーグルトを作ります。
バナナの甘みだけで十分だという人ははちみつを加えなくても構いません。
ホットヨーグルトができたら、次はバナナを電子レンジで1分ほど加熱します。
加熱したバナナをフォークでつぶしてホットヨーグルトに加えれば完成です。
バナナはパウンドケーキに使われることも多く、加熱しても風味が変わらず食べやすいです。
ホットヨーグルトとバナナの甘みが調和して食べやすくなります。
きな粉ごまヨーグルト
出典:https://cookpad.com/recipe/4710387
ホットヨーグルトにきな粉大さじ1杯と黒すりごま大さじ1杯を入れてよくかき混ぜたら完成です。
和風の味わいが美味しい一品です。
きな粉は便秘解消に効果的ですので、便秘に悩んでいる人は是非ヨーグルトときな粉の組み合わせを試してみてください。
黒ごまが良いアクセントになって、美味しく食べられますよ。
美味しいホットヨーグルトを作りましょう!
ホットヨーグルトは加熱時間に注意すれば分離せずに美味しく作ることが出来ます。
はちみつを加えてシンプルに食べても美味しいですし、純ココアやバナナなどを加えても美味しく食べることができます。
ホットヨーグルトが苦手だったという人も、色々なアレンジレシピを試してみてはいかがでしょうか?
美味しいホットヨーグルトを作って健康な体を作りましょう。
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