新入社員が入る時期はもちろんですが、それ以外にも人事異動などで新しい部署に移ったり、新しいプロジェクトに参画したり、というチームメンバーの変更などは季節を問わずありますよね。
働く仲間が変われば自然と歓迎会開催の流れになるかと思いますが、そんな歓迎会ではもちろん新規加入のあなたが挨拶をする場面もあるのではないでしょうか。
今後の会社やチームの雰囲気を向上させるためにも、歓迎会の挨拶はスマートに決めたいですよね。
そんな時のために、1つ頭に入れておくだけでパニックにならなくてすむようにとっておきの挨拶文例をご紹介します。
目次
歓迎会の挨拶について
まず歓迎会はなぜ行われるのかについて考えてみましょう。
会社で行われる歓迎会などの催し物は人財である社員の士気を高め、「お客様(=消費者・クライアント・お取引先など)」の満足度を向上させ企業の売上貢献につなげるために行われます。
そのため社員同士の士気があがることが重要になります。
新しいメンバーが入るということはそのチームでの企業への貢献が期待されているからと考えると、つまり歓迎会の主役であるあなたは、期待の星なわけです。(ハードルを上げているわけではありません)
つまり歓迎会の挨拶はチーム(部内であれば部署、会社全体であれば企業)の士気を高めるためにお互いを知り、どんな意気込みでいるのかを知るために行うものなのです。
よく知らない人と一緒に「頑張れ」と言われても難しいものがありますよね。
例えば部活にしろ、最後の大会に向けて、チーム一丸となって目標を達成するために、仲間と仲良くなってきたと思います。
企業も同じで、企業目標のためにチーム一丸となるために歓迎会での挨拶が求められるのです。
挨拶のポイント
では、チーム一丸となるための歓迎会での挨拶にはどんなポイントがあるでしょうか。
挨拶をする際のポイントをまとめましたので見て行きましょう。
笑顔
仲良くなるために欠かせないのは笑顔です。
緊張してこわばった顔になりがちですが、仲間として受け入れてくれたメンバーに信頼の笑顔を見せましょう。
声の大きさ
張り上げるような大きさは必要ありませんが、しっかり通る声で挨拶をすることであなたの印象はぐっと良くなります。
大き過ぎず、小さすぎず、絶妙な声をのトーンを意識しましょう。
話すスピード
緊張で早口になりがちですが、早口だとせっかく心のこもった言葉も聞き逃してしまうことがあるかもしれません。
自分ではゆっくりすぎるかも?と思うくらい丁寧に話すと聞き手にはちょうどよいスピードになります。
視線
下をモジモジみると声も遠くまで届かず、またせっかくの表情も見えません。
誰かと目を合わすのは緊張するということであれば、聞き手のおでこあたりを左右ゆっくり見渡しながら話すといいでしょう。
姿勢
姿勢が悪い場合も発声に影響が出ます。
また正しい姿勢はきっちりした印象を与えるので、日ごろから気をつけるようにしましょう。
これらのポイントが問題なければ凝った内容でなくても好印象を与えることができます。
度胸があるのであれば、奇をてらった演出をすることもOKです。
ただし、その場合でもしっかり上のポイントは押さえてくださいね。
歓迎会の挨拶 例文紹介
それでは実際の例文を紹介します。
伝えたいことは
①自己紹介
②自己PR
③歓迎会開催への感謝
④意気込み
⑤チームへの言葉
これら5つのことになります。
この5つの点を踏まえて、自分なりにアレンジしてみてくださいね。
実際にいくつか例文をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
例文
営業部に配属されました山田太郎と申します。
東京出身の23歳で、(○○)大学(○○)学部で(○○)を専攻していました。
最近テニスを始めたのですが、もし共通の趣味をお持ちの方がいればぜひお話させてください。
昔から運動をしており、体力に自信はありますのでお役にたてることがあればお声掛けください。
また、本日はこのような会を開いていただき本当にありがとうございます。
一日も早く業務に慣れ、会社に貢献できるよう一所懸命頑張りたいと思います。
ご質問等させていただくことも多々出てくるかと思いますがご指導のほどよろしくお願いいたします。
※○○はご自身の内容に変更してください。
挨拶という言葉には「心を開いて相手に近づく」という由来があるそうです。
ぜひ歓迎会で心を開いて仲間たちに近づいていき、より良い関係を築いてくださいね。
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