感染症などが増えてくる冬、空気の加湿だけではなく抗菌などをしてクリーンな空間を作り出してくれるのが、加湿空気清浄機です。
でも、どれも同じような感じがしてイマイチ何を重視して選んだらいいのかよくわからない…ということも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、加湿空気清浄機を選ぶ際の重視したいポイント、そしてオススメ商品の紹介や大手3社の商品比較をしていきたいと思います。
目次
加湿空気清浄機を選ぶときのポイント
加湿空気清浄機の情報は調べると山ほど出てきてしまい、どこを重視して選べばいいのかちょっと混乱してしまいます。
そこで、最低限押さえておきたいポイントをみていきましょう。
イオンと加湿の必要性
加湿空気清浄機といえば、注目したいのが各社でこだわっているイオンです。
シャープはプラズマクラスター、パナソニックはナノイー、ダイキンはアクティブプラズマイオンと名称は異なりますが、どれも空気中のウイルスや細菌を抑えたり消臭効果があると言われています。
ただ、このイオンで除菌などをおこなったとしても空気が乾燥していてウイルスなどが活性化しやすい状態にあっては効果が半減してしまいますよね。
そこでイオンと加湿のダブル効果によって、ウイルスや細菌をより排除することができるのです。
加湿器と空気清浄機、どちらも家電としては割と大きくて場所を取ってしまいます。
そこで2つを一緒にしたことで、お互いの良いところをいっぺんに発揮することができるようになるのです。
空気をキレイにするという目的で使用するなら、やはりウイルスや細菌の活動力を減らす加湿もセットにして考えた方が良さそうですね!
効果の出る範囲と注意点
加湿空気清浄機には「適用床面積」という、効果を発揮できる広さが記載されています。
この記載は、30分以内に空気を清浄化できる面積を表しているのです。
これはどのメーカーの加湿空気清浄機も同じ基準で考えられており、違いはありません。
しかし、実は人間が「快適だな」と感じる空気清浄までの時間は10分以内なので、30分では時間がかかりすぎているのです。
そのため適用床面積が31畳までの加湿空気清浄機だとしたら、実際に効果を実感することができるのは10畳分ほどだということになります。
だいたいファミリー向けの一般的な賃貸マンションのリビングで12畳ほどなので、その場合は適用床面積31畳までの加湿空気清浄機が活躍できるというイメージだとわかりやすいですね。
安易に記載の適用床面積を信じてしまうと「あれ?思ったよりも効果がわからない気がする…」と微妙な感じになってしまいます。
最低でも適用床面積の2分の1までに抑えておきたいですね!
オススメしたい加湿空気清浄機!
それでは今、オススメしたい話題の加湿空気清浄機をご紹介していきます。
第1位…シャープ「プラズマクラスター加湿空気清浄機 KCーE50ーW」
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適用床面積は13畳となっているので、効果を実感できるのは実質6畳ほどのコンパクトな部屋になります。
寝室に置く一台としては、とてもスタイリッシュなデザインなのでピッタリです。
シャープのこだわったプラズマクラスターイオンが、遠くのホコリなどを吸い寄せていきながら静電気などを抑えて空気をキレイにしていきます。
さらに花粉などの微粒子を吸い取るもの、気になるニオイをシャットアウトするもの、ホコリをブロックするものの3枚のフィルターで空気の汚れをガッチリ離しません!
ホコリフィルターはずっと交換不要で、そのほかの2枚のフィルターは10年間交換が必要ありませんので、お手入れも手間いらずなのが魅力ですよね。
プラズマクラスターはPM2.5などの超微粒子も99%キャッチしてくれるので、赤ちゃんなど小さい子どもがいる家庭でも安心して使うことができます。
加湿も1年ごとに交換するカードリッジ式なのでいつもキレイな空気を維持することができ、美肌へとより近づけます。
1日24時間加湿をし続けても電気代は2.4円ほどなので、とても経済的ですよ!
そして本体も2万円を切る安さで、購入しやすいお値段となっているのも人気の理由でしょう。
第2位…ダイキン「ストリーマ空気清浄機SLIM TOWER」
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横幅がなんと27センチというスリムボディが特徴で、70センチの高さがあるタイプなので他のインテリアと調和しやすいのが魅力です。
カラーバリエーションも明るいポップな色からシックな色まで全4種類あり、ライフスタイルに合った選択ができます。
ダイキン独自のプラズマイオンとストリーマ技術により、脱臭能力に長けておりホコリも遠くから吸い寄せてクリーンな空間作りをします。
8畳の部屋で空気をキレイにする時間はおよそ11分とかなり短く、高感度のトリプルセンサーでPM2.5などの微細な異物も除去していきます。
ウイルスやカビ、チリなどをしっかりフィルターに吸着させつつ、3段階の加湿機能により乾燥も防ぎます。
また防音機能も高く、ストレスを感じることなく運転できるというのも魅力のひとつです。
お値段はそれなりにしてしまいますが、それを裏切らないインテリアデザイン性や効果に、きっと満足すると思います。
第3位…パナソニック「ナノイーX搭載加湿空気清浄機 FーVXM90」
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水から生まれたイオンであるナノイーの10倍ものパワーを持った「ナノイーX」を搭載した最新機種で、加湿と花粉除去を重視しています。
適用床面積は40畳までなので、単純に効果を感じる範囲を3分の1にしたとしても13畳ほどは素早くクリーンな空間を作ってくれます。
広いリビングがある家庭にはピッタリなプレミアム感たっぷりのモデルです。
花粉だけでなく、様々な空気中の汚れを逃さず強力に吸引して高性能フィルターに吸着させてくれます。
なんとろ紙は畳1畳分の大きさでビッシリと詰まっているので、超微粒子でもキャッチしてくれるので花粉などに強いと言われています。
強い消臭効果のある活性炭をそのまま粒状にしてフィルターにくっつけてあるので、あらゆる生活におけるニオイのもとを徹底排除します!
気になる加湿機能は、1時間に870mlもの水分を放出して40〜60%の湿度設定を3段階に調整することができます。
イオン除菌と防カビのユニットについては月に1回のお手入れをしていれば交換不要なので、そこも嬉しいポイントですね。
お手入れとしてはフィルターは10年交換不要ですし、給水タンクも手がすっぽり入るので隅々まで洗うことができて衛生面を守ることができます。
最新式ということもあってお値段はかなり高いほうですが、使える年数を考えたらそこまで高く感じないのではないでしょうか?
大手3社どこのメーカーが良い?
加湿空気清浄機の人気メーカー3社であるシャープ、パナソニック、ダイキンですが…正直なところどこのメーカーのものが良いのでしょうか?
それぞれのメーカーの商品の特徴をみながら、比較していきましょう。
シャープ
シャープのプラズマクラスターイオン搭載の加湿空気清浄機は、コンパクトなものだとかなり値段を抑えられるのが特徴です。
そのため、初めて加湿空気清浄機を購入するから不安…という人にもオススメできるメーカーですね。
しかし、シャープの機種は安いながらに弱点も存在するのですが、フィルターの目詰まりを起こしやすいという点です。
そして風量が弱いということも挙げられるので、もし金銭的に余裕があったらグレードを少し上げて新機種を購入してみるのも手です。
新機種の方が、風量など諸々の弱点を改善できているそうですよ!
パナソニック
パナソニックのナノイーX搭載モデルはハイスペックでプレミアム感満載なので、お値段は張りますが効果や機能は申し分ない…といった感じです。
さらにデザインもシックでモダンな感じなので、このようなインテリアデザインのお宅ならピッタリだと思います。
お手入れがとにかく簡単という点と、空気の流れを作るのがうまいメーカーの技術もあって風量以上の活躍を見せてくれています。
ダイキン
最後にダイキンは値段も効果も価格に比べてとても良く、コストパフォーマンスに優れているなといった印象です。
他のメーカーに比べてフィルターの目詰まりを起こしにくく、長時間の吸引力維持が可能だということとストリーマ技術により加湿のための水に雑菌が繁殖しづらいという特徴もあります。
風量も強めですし、加湿空気清浄機としては全て平均点以上の点数をつけられるくらい優秀なものです。
そこそこの金額で、全体的に高性能の加湿空気清浄機を探している場合は、ダイキンは間違いないと思いますよ!
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