ブラジルなど一部の国では大きなお尻をもつ女性は非常に魅力的だとされますが、日本ではどちらかというとお尻が小さい女性の方が可愛らしいと判断されます。
そのため大きなお尻を日々コンプレックスに感じている人も、実は多いのではないでしょうか?
少しでも小さくする方法があれば、実践していきたいものですよね。
しかしどうしてお尻が大きくなってしまうのか、原因も気になってしまいます。
そこで今回は大きなお尻を小さくする方法を知りたい人に向けて、原因から解消法を詳しくご紹介していきます。
大きなお尻はなぜ嫌がられるの?
大きなお尻は女性らしい雰囲気が出るポイントですが、日本人にとってはコンプレックスとなって気にする人が多い傾向にあります。
でも、なぜ日本では大きなお尻が嫌がられてしまうのでしょうか?
それは日本では主に細身の女性が可愛い、という固定観念が根付いていることが原因です。
モデルや人気の芸能人などはみんな細くて小さなお尻を持っているので、それに憧れる人が多くて逆に大きなお尻が恥ずかしいと感じてしまうのですね。
また外国人に比べて日本人のお尻は扁平タイプが多いので、大きいタイプが珍しくて浮いてしまいやすいということも嫌がられる一因となっています。
昔はいわゆる「ボン・キュッ・ボン」の体型が女性としての魅力が高いと言われていましたが、現代では「ボン・キュッ・キュッ」の体型の方が好まれる傾向にあるのです。
そのためお尻が大きくて悩んでいる人の多くが下半身痩せのためのダイエットをしたり、コンプレックスを隠すために努力をしているというわけなんですね。
大きなお尻になってしまう3つの原因とは?
少し前まではそこまで気にならなかったのに、気がついたら大きなお尻が気になるように…!
そんなことになってしまう原因は、一体何なのでしょうか?
女性によくありがちな3つの原因を順番に見ていきましょう。
体重が増えてしまった
これは言わずもがななのですが、体重が増えるとその分脂肪が下半身につきやすくなってお尻が大きくなります。
女性は太ってしまうと、最初にお尻や太ももなどの下半身に肉がついてしまうことが多いのです。
体重が増えてしまったと自覚している人は、元の体重に戻せるように意識すれば自然とお尻の大きさが元に戻っていくことがほとんどです。
あとは日頃から体重が激増しないように、食事などに気をつけていくことが大切なのですね。
骨盤が歪んでいる
良く産後の女性が出産前よりお尻が大きくなった、と悩んでいるのを聞いたことがあるのではないでしょうか?
妊娠出産では骨盤が開いて閉じるという変化が著しいので、骨盤が歪みやすくなります。
その結果、骨盤についている筋肉のバランスが悪くなって、大きなお尻になってしまう可能性が高まるのです。
骨盤のゆがみは大きなお尻だけではなく体全体の具合が悪くなることもあるので、気をつけなければなりません。
特に普段から足を組む癖がある人や、斜め座りをよくする人などは骨盤が左右どちらかに歪みやすくなっています。
普段からの姿勢を見直して、骨盤が歪まないように意識していきましょう。
お尻の筋力が弱っている
年齢を重ねるごとに大きなお尻が気になってきたという人も、実は多いのではないでしょうか?
加齢とともに筋力はどんどん低下していきますが、その時に背中や腰の筋肉が重力に逆らえずに下がってきてしまいます。
そうなるとお尻に下がってきた筋肉がどんどん積み重なってしまって、お尻が大きく見えてしまうのです。
またお尻の下にある太ももの筋力が落ちた場合でも、お尻の肉を支えきれなくなって下がってしまいます。
これもお尻にハリがなく太ももと一体化してしまい、大きく見えてしまう原因なのです。
大きなお尻を小さくする4つの方法!
大きなお尻に悩んでいる人は、とにかく少しでも小さくする方法を模索していると思います。
でもなかなか部分痩せというのはハードルが高い、と諦めモードになっていませんか?
痩せるために行動をすることももちろん大切ではありますが、その前にお尻を小さくするためにできることがあるのです。
それでは、大きなお尻を小さくする4つの方法をご紹介しましょう。
姿勢を正して生活する
日頃から正しい姿勢で生活ができている人は、果たしてどのくらいいるでしょうか?
大きなお尻を小さくするためには、姿勢を正すことがとても重要なのです。
姿勢を正すと骨盤の位置が正常な状態に戻りやすくなり、下半身太りを解消する効果が期待できます。
正しい姿勢というのは、改めてチャレンジしてみると意外とキープするのが辛いものです。
しかしそもそも正しい姿勢をして「辛い」と感じるということは、普段からの姿勢が悪くなってしまっている証拠でもあるのです。
まずは壁際に立ってみて、足から頭までに神経を使って正しい姿勢をしてみてください。
苦しくても毎日正しい姿勢をすることで、自然と大きなお尻が小さくなっていく効果が期待できるのです。
骨盤矯正をする
産後など開いた骨盤のせいでお尻が大きくなってしまった場合、そして姿勢が悪くて骨盤が歪んでいる人は整骨院で骨盤矯正をすると良いでしょう。
骨盤矯正というと何だか怖いイメージがありますが実際は痛みなどを感じることはなく、施術後はスッキリとします。
骨盤の位置が正しくなることで、それまで滞っていたリンパや血液の流れが改善してむくみによってお尻が大きくなるのを解消してくれるのです。
骨盤矯正は保険適用外なので自費診療となり少し高いですが、骨盤の位置を整えるのはお尻を小さくするのにとても大切なことなので一度試してみてくださいね。
冷えを改善して巡りを良くする
冷えは万病のもとというように体全体の巡りが悪くなって太ると、下半身がむくんで脂肪がつきやすくなります。
下半身が冷えている女性はとても多いので、毎日湯船に浸かって冷えを根本から予防していくことが重要なのです。
冷えを改善することで基礎代謝力もアップするので、カロリーを摂取しても消費量が多くなって太りにくい体質をつくることができます。
お尻を小さくするだけでなく、美肌効果や免疫力アップなど冷え改善はたくさんの効果があるのでしっかり意識していきたいですね。
エクササイズでヒップアップする
大きなお尻を引き締めて小さくしていくには、有酸素運動を取り入れたエクササイズでヒップアップをするのが効果的です。
お尻の筋肉は普段から意識して動かさないと、なかなか引き締めることはできません。
膝を交互に上げたり、階段の登り降りをすることで普段使わないお尻の筋肉をたくさん使います。
エクササイズを繰り返していると筋肉が引き締まってきて、たるんで大きくなったお尻が小さくなってくるのです。
またエクササイズは毎日続けていかないと効果が出にくいので、少しずつでも継続してお尻の筋肉を使うことが大切です。
まとめ
お尻が大きくなってしまう大きな原因は3つあって単に太ってしまったり骨盤が歪んでいる、そしてお尻の筋力が弱くなっていることが挙げられます。
解消法としては骨盤が歪まないように姿勢を正したり整骨院で骨盤矯正をしたり、冷えを改善したりエクササイズをおこなうのが効果的です。
お尻は意識的に筋肉を使わないと衰えてたるんできてしまうので、普段から動かして引き締めていきましょう。
いつまでも垂れずにハリのある小さなお尻をキープするために、努力をしていきたいですね。
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