妊娠中というと、お腹が大きくなるにつれてだんだんと移動の際にお腹をぶつけてしまう危険性が高まってきます。
お腹が大きくてもまだそんなに目立たなくても、街中で人にぶつかってしまったり他人のカバンなどにぶつかってしまったりすることもあれば、壁や手すりの角など危ない場所にお腹をぶつけてしまうことも突発的にあるのです。
でもそんなときは、自分のからだではなく一番に赤ちゃんの状態が気になるところですよね。
それなりの衝撃を受けた場合は、赤ちゃんにどの程度の負担があるのかとても気になります。
そこで今回は妊娠中お腹をぶつけてしまったときの対処法や心配しなくても大丈夫な場合の強さや病院へ行った方がいい場合など、気になることを大特集していきます!
目次
妊娠中にお腹をぶつけた場合の対処法
妊娠中にお腹をぶつけてしまった場合は、とりあえず体調に異変がなくてもおとなしく横になれれば休んでいましょう。
お腹が張った場合は少し座って張りがおさまるのを待つか横になって様子を見ます。
お腹をぶつけたときはその衝撃というよりも赤ちゃんへの影響を気にして心配からお腹が張ってしまうということがあります。
お腹の痛みや出血などがなくて、胎動を感じる週数以降でしたら胎動を元気に感じていれば大丈夫です。
わたしも妊娠中は良くお腹が出ていることで距離感がつかめず、ドアノブなどにぶつけていましたが大丈夫でした。
それよりも、ペットボトルを常温で放置してしまったときに「バキッ!」と大きな音が鳴ったときの方が、お腹の中でビクッと動いているのを感じました。
衝撃よりも音にビックリするということですね…!
どれくらいの強さなら大丈夫?
ではお腹をぶつけると言っても、実際どの程度の強さまでなら大丈夫と言えるのでしょうか?
実は赤ちゃんは羊水とお母さんの脂肪に囲まれてしっかりと守られているため、よほどの事故などの衝撃でない限りはほとんど影響はありません。
ただ、やはりそのときのタイミングで赤ちゃんがビックリしてしまったり、不安でお腹が張ってしまうこともあるのでどのくらいの強さなら大丈夫!とは一概には言うことができません。
要はそのときのお母さんの気の持ちようと赤ちゃんの状態、健康状態など様々な原因が合わさってしまい、お腹をぶつけたときになんらかの症状が出てしまうのです。
気になるようなことがあれば、遠慮なくかかりつけの産婦人科に電話をして「いつ、どのようなものに、どのような強さでぶつけてしまったのか」をきちんと説明できるようにしておきましょう。
またお腹の張りがいつもよりキツかったり、痛みがあったりした場合はすぐに時間外でも連絡して診てもらうようにしてくださいね。
妊娠中の体調不良はお母さんの「あれ?ちょっとおかしいかも」ということが貴重な重大症状の兆候になることもあり得ます。
病院に行ったほうがいい場合は?
妊娠中にお腹をぶつけてしまって、もちろん病院に行ったほうがいい場合もあります。
それは、お腹をぶつけてから以下の3つの症状が出ているときです。
お腹がすごく痛い
お腹の中の赤ちゃんは先ほども説明した通り羊水と脂肪である程度の衝撃であれば問題ないのです。
しかしお腹を強くぶつけたり角にぶつけたりしてかなり強い衝撃がかかると、お腹が激しく痛む場合があります。
時には立っていられないくらいの痛みに襲われることもあります。
このときは胎盤が先に剥がれる胎盤早期剥離になっている可能性が高く、母子ともに大変な状態ですので迷わず救急車を呼びましょう。
胎盤早期剥離は、時間との勝負というところがあります。
いつもと明らかに違うお腹の激しい痛みやお腹が硬い感触があったらすぐに救急車ですよ!
出血がある
お腹をぶつけてから出血があったり、破水とみられる症状があったりした場合はなるべく早く病院へ行きましょう。
出血は心配なものかどうかを診断してくれますし、少量の破水であれば感染症を防ぐために入院して抗生物質などを投与して様子を見ることになります。
胎動が感じられない
お腹をぶつけてから、胎動カウントをしてみてください。
きちんと胎動があるなら特に問題はありませんが、胎動がいつもより弱く元気がないように感じたり、胎動が全くないような場は時間外でもいいので産婦人科に連絡し、受診してエコーで診てもらうようにしてください。
胎動は赤ちゃんの元気のバロメーターです。
しっかり1日数回カウントして、赤ちゃんが元気か確かめましょう。
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