様々なキッカケで、結婚生活の途中から自分の親と同居することになったという人も多いのではないでしょうか。
しかし自分としては親が近くにいることで安心感が生まれるのですが、妻がどうにも良く思っていない…という場合が多々あるようです。
でも、どうせ同居するなら妻も納得した上で話を進めていきたいですよね。
そこで今回は
・そもそも妻はどうして自分の親と同居するのを嫌がるのかということ
・妻も納得するようなうまい説得方法
こちらの2点をご紹介していきたいと思います。
目次
妻が自分の親と同居を嫌がる理由!
一見家事を分担したりできて主婦としても少しは楽ができると思うのに、何故妻は自分の親との同居を嫌がるのでしょうか。
妻の立場からすると、やはり夫の親はいくら結婚して家族の一員になったとしても他人には違いないので、心から気を許すということはできないという意見が多数ありました。
本当は家でスッピンで適当な服を着てゴロゴロくつろぎたいのに、自分の親がいることで十分くつろげないからストレスが溜まるということなんですね。
妻も実母なら良いという人が多いですが、義母となると話は別のようです。
他にも親の食生活と自分たちの食生活が異なるということも同居を嫌がるひとつの要因となりそうです。
我々は朝パン食でも、両親はご飯食。
そうなると、どうしても気を遣って両親に合わせておかずから作らなくてはならない面倒な和食にしなければならないなど様々な事情があるのです。
また夫婦喧嘩をしようにも聞かれたら恥ずかしいなどの気持ちが先立って思ったことも言えず、これまたストレスが溜まり放題だと言うので妻としては絶対に同居は避けたいというのです。
でも、妻も決して夫の両親のことを嫌いなわけではないんですよね。
同居することで今まで適度に保たれてきた距離感が一気に縮んで、バランスが取れなくなってしまうのです。
見たくなくても見えてしまう一面などがあり、最終的には嫌いになってしまうのではないかと危惧してしまうというわけですね。
同居してもらうにはどうしたらいい?説得するには?
妻の言い分は概ね理解できるけれど、やはりどうしても同居をしてもらいたい…。
なんとか同居をする方向に話を進めて妻を説得するには、まず同居をしながらも適切な距離感を保てるということを示すことが大切です。
例えば、
・同居といっても二世帯住宅にして下の階に両親、上の階に自分たちが住むように生活の空間を区切るようにする
・同居に当たって家を建て替えて同じ敷地内だけれど玄関を別にして居住空間自体を別にする
このように様々な方法はあります。
妻はあくまで自分の親が嫌いだから同居を嫌がっているのではなく、いつも同じ空間にいるということに耐えられないと言っているわけなんです。
そこをうまく線引きして「あくまで家庭は別々だよ」ということを強調していくようにすれば妻も考え直してくれるかもしれません。
また同居をする前には必ず親と妻を連れて話し合いの場を持つことが大切だと思います。
例えば「〇〇はして欲しくない」とか「〇時〜〇時は自分たち家族だけの時間をつくってほしい」など妻に言わせずに夫が率先して提案していくことも大切ですよ!
妻がアレコレ提案すると、そこで両親との関係性にヒビが入ったりしますからね…。
やはりはっきり言えるとなると、実の両親なのですから夫が引き受けるべきでしょう。
後々トラブルになることを避けるためにも、取り決めたことは文書に残しておくと安心です。
もちろん見た・見てないと問題になるのを防ぐために直筆サインはもらうようにしてくださいね。
ここまできちんと同居について妻だけでなく親もお互いが気持ちよく住めるように話し合いをしていけば、だいたいのイザコザはなくなると思います。
特に子供関係でもトラブルになりやすいので、どこまで孫のために親が口を出しても良いのかなどを重点的に話しておいたほうが良いと思います。
無理な同居は悪影響?円満な夫婦生活を送るには?
かといって、嫌がる妻を差し置いて無理に同居を始めてしまえば夫婦の関係はこじれていくばかりです。
最悪離婚…なんてことにもなり兼ねません。
できればそれだけは避けたいですよね。
ひとつだけ言えることは、ひとりでも嫌がっている人がいるうちは同居は難しいということです。
家族みんなが笑顔で暮らしていくためには誰一人として我慢していてはならないのです。
妻が最後まで同居に反対していて、そこを自分が無理に押し切ったせいで体調を崩してしまったりしては、周りの家族みんなに悪影響が出てきます。
妻としても、これから楽しく送るはずだった夫婦の生活を全て奪われたような気持ちになり、絶望してしまうかもしれません。
大袈裟ではなく、やはり妻にとって義理の両親との同居はそういうものなのです。
いくら嫁姑同士仲が良くても、それはたまに会うから仲が良いのであって、一緒に暮らすとなると話はまた変わってきてしまいます。
円満な夫婦生活を送りながらもどうしても両親を側に連れて来たいときには、先ほども紹介したとおり、やはりそれなりの資金を貯めて二世帯住宅にするか完全独立式の一軒家に改築や建て直しをするなどしていくしかないと思います。
わたし個人としては、二世帯住宅や独立式の一軒家であれば一緒に住んでもまだ許せますが、完全同居となると離婚も考えてしまうかもしれないですね…。
妻はそれくらい、核家族が一番だと考えているんです。
もし自分の両親と同居を考えている人は、ぜひ一度妻の立場になって同居するとはどういうことなのかを考えてみてください。
おそらく妻を差し置いて無理に同居をするなんていうことはできないと思いますよ!
やはり人生長く一緒にいるのは妻ですから、まずは夫として妻の意見を尊重してあげてくださいね!
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