日々成長するカワイイ我が子。
その反面、イタズラ大好きで困ってしまうお母さんも多いのではないでしょうか。
そんな毎日の中、用事があってお母さんはベランダで作業中。
ふと、背後から『カチャリ』という音が…。
イヤ~な予感がして振り向いた時にはすでに遅し。
子どもがベランダの鍵をしめちゃった!
部屋の内側から鍵をかけられ、パニックになるお母さん。
さあ、この場合あなたならどうしますか?
小さいお子さんがいるお母さんなら、誰もが経験するかもしれないこのシチュエーションですが、なにか対策は考えていらっしゃるでしょうか?
今回は、ベランダに閉じ込められてしまったお母さんを助けるため、いろんな対処方法を調べてみました!
すでに経験済みのお母さんたちの悲痛な叫びを聞いてください…(涙)
目次
明日は我が身かも…。経験した母たちの対処法をご紹介!
さて、このようなシチュエーションの中、お母さんたちはどうやってこの状況から脱出できたのでしょうか。
もちろんほかの家族がいる時間帯ならば、大声で人を呼べば誰かが助けに来てくれるでしょう。
もし部屋に子ども以外誰もいなくても、これが一戸建ての庭先だったり、アパートの1階部分だったら、なんとかなる可能性はまだあります。
仮に鍵をかけられたりしたとしても、玄関の方にまわって家に入るなり、歩いてご近所の方に助けを求めるなりの方法がとれるのでそれほど大事にはなりません。
問題は、これが高層マンションだった場合です。
閉じ込め経験をしたお母さんの多くは、まず子どもに「鍵をあけるように」伝えたそうです。
しかし、大半は子どもに声が届かなかったり、そもそも鍵をあけたりしめたりする行動そのものを子どもが理解できていない場合が多く、中にはパニックをおこして泣き出す子どもや、笑顔で手をふってくれた子どももいたそう。
ある程度の年齢の子(2歳ぐらいから)だったら、「鍵をあけて」と伝えたり、ジェスチャーすることで素直にあけてくれたりするようですが、見よう見まねでやってしまった1歳くらいの子どもにはハードルが高いようです。
高層マンションのベランダに閉じ込められて助かったお母さんの中には、たまたま携帯電話を持っていて助かった人も多いようです。
携帯を持っていれば、家族みんなが出かけていたとしても連絡を取る手段があるので、外界との接触はできます。
中には、119番をして消防の方に助けていただいたお母さんも。
かなり恥ずかしかったそうですが、冬に薄着のままでベランダに閉じ込められたため仕方なく呼んだそうです…。
しかし、一番多かったケースが携帯電話もなにも持っていなかった場合。
こうなるとみなさん、対処方法が様々でした。
ベランダに設置されている非常用の間仕切りをガンガン叩いておとなりさんを呼んだお母さんや、ベランダづたいに移動して管理人室に飛び込んだお母さん、洗濯物で干していたタオルを手に巻いて、窓ガラスを叩き壊して入ったワイルドなお母さんも…。
とにかく「なんとしてでも家に入る!」というお母さんたちの気迫というか、覚悟がちょっとコワイと思ってしまった結果となりました(汗)
実は子どもが危ない!?閉じ込めの本当の恐怖とは
マンションなどベランダでの作業中、閉じ込められてしまうお母さんは意外と多いようですが、実は大変になるのはお母さんだけではなくなる可能性もあります。
消費者庁が配信している『子ども安全メール from 消費者庁』では、万が一お母さんがベランダなどに閉じ込められてしまった場合、室内にひとり取り残されてしまった子どももまた危険な状態であると警告しています。
お母さんが子供のそばにいない、ということは言いかえれば小さい子供が部屋にひとりきりということ。
これは思わぬケガや事故にも繋がりかねない非常事態でもあるのです。
ちょっとだけだから…、と油断してガスコンロにお鍋をかけたまま、ベランダに出ようとしていませんか?
その油断、なにかあった場合に対処できない可能性がありますよ。
一緒の空間にいても子供は、目を離した瞬間からひとりになるという意識を持ったほうがいいかもしれません。
どんなときでもひとりになっても大丈夫である予防をする必要性があります。
起こる前にまず予防!閉じ込め対策の方法とは!?
では、子どもによるお母さんの閉じ込め対策にはどのような方法を取れば良いのでしょうか?
閉じ込めを経験した大半のお母さんは「万が一、閉じ込められても大丈夫!」なように対策を取っているようです。
一番多かった対策は、ベランダに出る時間そのものを短縮するという方法。
たとえば、洗濯物。
ベランダに出てからハンガーにかけて物干し竿につるして…。なんてやってたら、子どもが中から鍵をかける時間を作ることになります。
室内でできる工程はすべて終わらせておくことで、ベランダに出る時間を最短にすることができます。
また洗濯物なら、子どもが寝ている時間(早朝や深夜など)に終わらせておくのも1つの手です。
どうしてもベランダに出る時間が長くなりそうでしたら、他の部屋の鍵をあけてからベランダに出るのも良い方法でしょう。
あと、経験したお母さんたちが必ずやっていることに子どもに「鍵をかけないように」しっかり言い聞かせるということがありました。
子どもは決して悪気があってやったわけではありません。
だたし、二度とさせないように注意することはとても大切なことです。
他には、
ベランダに出ている間は窓に何かはさんでおく
子どもを窓のそばで遊ばせたままにしない
窓の鍵を手の届かない位置につけ直す
携帯電話を必ず身につけておく…など
できる限りの予防と対策をおこなっていました。
これからお子さんが産まれる方も、お子さんを望んでいる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、ベランダへの閉じ込めだけでなく、子どもは大人の予想をはるかに超えた行動をすることがしばしばあります。
今回ここでご紹介したことは、決して対岸の火事ではありません。
みなさんも何かが起こるその前に、予防と対策をしっかりしておいてくださいね。
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