100円には100円の500円には500円のそれぞれ額面通りの価値しかないように思われますが、実は額面以上の希少価値を持つ特殊なお金があります。
昔話題になった「ギザ10」などがそれにあたります。
もしかしたら皆さんも財布の小銭の中に思わぬお宝が眠っているかもしれませんよ?
どういったものが希少価値の高いものなのかを知り、一攫千金を狙っちゃいましょう!
希少価値のタイプ
希少価値があるお金と一言でいってもいろいろあり、希少価値のタイプは大きく三つに分けることができます。
その希少価値があるお金の種類をご紹介します。
製造数が少ないお金
1つは純粋に製造数が少ないため希少である場合です。
お金はそれぞれそのときの動向に合わせて製造数が決められています。
例えば平成26年は、消費税が8%に増加したことを受けて、1円玉の需要が増えると考えられたため製造数が前年の200倍に増えています。
このように社会に流通している貨幣の量や社会の動向に合わせて毎年製造枚数は変動しています。
なので、製造数が少ない年のお金は数が少ないため価値があると言えます。
エラー紙幣、エラー硬化
もう1つが、たまたま機械のエラーにより生まれてしまったものです。
現在、造幣は機械化されているためミスはほとんど起こらないのですが、極めてまれに紙幣であればプリントミス、貨幣であれば例えば50 円玉の穴がなぜか開いていないものなどが発生します。
その珍しさから価値があると言えます。
記載番号が特殊な紙幣
そして最後の1つがこれは紙幣に限られるのですが、記載番号が特殊なものも希少性が高く価値があります。
例えば111111 のようにぞろ目だったり、123456のように一続きの並びになっているものなどはコレクターの人気が高くしかも希少なので価値があるようです。
希少価値の高いお金の見つけ方
基本的に一番見つけやすくかつ、価値が高いと言われるエラー硬貨、エラー紙幣を見つけるのが一番簡単でしょう。
エラーといっても種類が色々あり、
【硬化の場合】
・穴なし
・穴ずれ
・角度ずれ
・印刷ずれ
・へこみ
【紙幣の場合】
・両方表、両方裏
・印刷のダブり
・人物の顔がおかしい
・透かしが透けていない
・文字が極太
など様々なタイプのミスがあります。
エラー硬貨などは一瞬でわかりそうですが、エラー紙幣はよく見てみないと見つけられなそうです。
このようなエラーによるものはめったに発生しないものなので、大変な高額で取引されることがあるんですね。
例えば印刷のダブっている千円札は「500,000円」という高額で取引されることもあるそうです。
次に見つけやすいものは製造数が少ない硬化です。
製造数が少ないお金の場合は知らないと見つけられないため難しいのですが、価値がある硬化をご紹介しておきます。
「1円玉」平成12〜14年のもの
「5円玉」昭和32年のものと平成12年のもの
「10円玉」昭和32〜34年のもの、
「50円玉」昭和35年、昭和60〜62年、平成12年のもの、
「100円玉」昭和36年、昭和39年、平成13〜14年のもの、
「500円玉」昭和62年、昭和64年のもの
上の表記されている年号のものは希少価値があるとされています。
しかし、希少価値があるといってもそこまで値上がりするわけではないので、一攫千金とはいかなそうです。
お金は常に動いているので、知らない間に希少価値のあるお金を手にしているかもしれません。
この記事を手がかりに、たまには財布の中のお金をじっくり見てみてくださいね。
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