そろそろ夏本番。その前にやってくるイヤ~な季節がありますね。
そう、梅雨。
長雨続きで通勤や通学、ちょっとした外出もめんどくさく感じてしまうこの時季にもうひとつ、悩ましい問題がありますよね。
毎日毎日、雨ばかり。
そうなると部屋に、廊下に、お風呂場に現れるのは…。
家族みんなの万国旗、ではなく部屋干しされた洗濯物!
でも部屋干ししてるとなんとな~く、洗濯物が臭ったりしませんか?
実はうちも先日、雨の日に洗濯物を部屋干ししていたのですが、乾いたかどうか確認するために洗濯物に近づいたら、妙なニオイがほんのりと…。
気のせいかな、と思って別の洗濯物の匂いを嗅いでみると、やっぱりちょっと臭い。
今までは部屋干しだからしょうがないのかな、なんて思っていましたが、そうではなくなにか他に原因があるのでは、と早速独自に調査を開始。
すると、洗濯槽の中に問題発生!の情報を入手いたしました!!
みなさんもぜひこの機会に衣類ではなく、洗濯槽をキレイさっぱり洗ってみませんか?
その方法をお教えいたします!!
その匂い、カビが原因かも!?洗濯槽の怖い現実!
みなさん、TVのCMやスーパーなどで洗濯槽の洗浄クリーナーをご覧になったことはありませんか?
ネットで調べるといろんな種類の洗濯槽クリーナーが出てきますが、商品ラベルによく『雑菌』とか『カビ』の文字が…。
そう、洗濯槽の中は意外と汚れているんです!
でも、使うたびに洗剤入れてるのになんでそんなに汚れるの!?私も疑問に思い、調べてみるとそこには落とし穴が…。
洗濯の際、当然みなさん洗濯物と一緒に洗剤を入れてからスイッチを押しますよね。
これが、落とし穴なんです。溶け残った洗剤や石鹸は、カビにとって大切な栄養源。
つまり、私たちは洗濯するたびにカビにご馳走しているようなものなんです。
また、洗濯槽は毎回水を使うため湿度が高くジメジメしており、カビには食べ物+住み心地最高の好条件が揃っているステキな場所。
洗濯が終わってフタを開けた時、洗濯槽の中がなんとなくカビ臭かったり、洗ったばかりの洗濯物に黒っぽいカスみたいなものが付着していること、ありませんか?
この症状がある洗濯機はかなりマズイところまできている可能性大です。
そんな汚れた洗濯機で洗濯物を洗ったら…。
キレイになる訳がありませんよね。
ご自宅の洗濯機がカビや殺菌の温床になってないか、ぜひ一度チェックしてみてください!
洗濯槽をお洗濯!でも、どうやって…?自分でできるお掃除とは!?
洗濯槽が汚れていることはわかったけど、じゃあどうすればキレイになるの?
専用のクリーナーの使い方が分からない、そもそも本当によく落ちるの?
やっぱりプロに頼んだほうが良いのかも…なんて考えているそこのアナタ!
洗濯槽は家庭で、自分で本格的にお掃除できますよ!
プロに頼むと安くても清掃代に1万円後半~数万円かかりますが、自分でやるとクリーナー代+水道代や電気代くらいで済むのでお手ごろです。
では、どんな洗剤やクリーナーを選べばいいのでしょうか。
先ほども書きましたが、ネットで調べただけでもたくさんの洗濯槽クリーナーが出てきます。
しかし、そのほとんどが『塩素系漂白剤』なのをご存知でしょうか。
もちろん、塩素系だろうがキレイに洗浄できるなら全然OK!な方もいらっしゃると思いますが、とても効果的に、しかも人体に安心・安全でかつ多用途に活躍する、そんな夢のようなクリーナーが実はあるんです。
それは『重曹』と『酸素系漂白剤』。
重曹はご存知の方も多いと思いますが、酸素系漂白剤って何?と疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
酸素系漂白剤、通称『過炭酸ナトリウム』。これが洗濯槽洗浄の強い味方なんです。
酸素系漂白剤は知名度の高い重曹ほど一般的ではないため、スーパーやドラッグストアなど店頭での入手は難しいかもですが、ネットではお手軽に買うことができますので、一度検索してみてくださいね。
結果に思わず引いてしまう…。オドロキの洗浄力とは!?
では、この2つを使って実際に洗濯槽をお洗濯してみましょう!
洗濯する詳しい方法を解説していきます。
重曹を使ってお掃除する場合
【用意するもの】
①重曹(コップ1杯ほど)
②お酢(30ml)
これだけです(笑)
やり方は…
①洗濯槽の中に重曹コップ1杯と、お酢30mlを全ていれます。
②洗濯槽いっぱいに水をためます(ぬるま湯だとさらに効果UP!)
③洗濯機を回します。この時、コース選択が出来る場合は『洗い』のみを選んでください。(コース選択がない場合は約5分くらい目安に)
④回し終わったら、すぐに水を抜かず最低1~2時間は放置してください。
汚れの具合によって、放置する時間を延ばしてくださいね。(だいたい一晩)
⑤その後一旦水を抜き、いつも通りの洗濯の手順で洗濯機をセットしてくださいね。(ここで洗濯物を一緒に入れちゃダメですよ!)
終わったら、洗濯機のフタを開けて換気するか、『乾燥』モードがある洗濯機なら乾燥をかけておきましょう。
せっかく洗ったのに、湿気を溜め込んでおくと努力と水道代まで排水口に流れてしまいますよ…。
湿気は厳禁です!お掃除後は洗濯槽の乾燥を心がけてくださいね。
あと、いくら効果を上げるためでも洗濯槽に熱湯はNG!です。
ご自宅にある洗濯機の耐熱温度は、お手持ちの取扱説明書で必ず確認してくださいね。
●酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使ってお掃除する場合
そして、更に更に更に!洗濯槽をキレイに洗いたい方!!
酸素系漂白剤で洗濯槽を洗ってみましょう!
【用意するもの】
①酸素系漂白剤(粉末タイプだと500ml、液体タイプだと500ml~1000mlくらい)
②ゴミ取り用のネット(100円ショップで売られているお風呂のゴミ取りで代用可)
これまた、これだけです(笑)
やり方は…
①洗濯槽いっぱいに水をためます(ぬるま湯だと効果UP!)
②酸素系漂白剤を入れます。(汚れがひどい場合は多めに入れてください)
③洗濯機を回します。この時、コース選択が出来る場合は 『洗い』のみを選んでください。
(コース選択がない場合は約5分ほどを目安にしてください)④回し終わったら、すぐに水を抜かず一晩放置してください。
④浮いてきたゴミをゴミ取り用のネットですくいます。
⑤後はいつも通りの洗濯の手順で洗濯機をセットしてください。
ちなみに、実際に酸素系漂白剤を使ってみた方々の動画がこちらです。
正直この動画を見た時、私は全身にトリハダが立ちました…。
みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、覚悟を決めてからの方が良いのかも知れませんが…。
まとめ
いかがでしたか?
普段から部屋の掃除や浴室の乾燥には気をつけていても、洗濯機の中まで気にしている人は少ないはず。
しかし、カビはアレルギーの元やアトピーの原因とも言われている非常に恐ろしい存在。
今年はジメジメする季節の前に、毎日使う洗濯機の中までしっかりとカビ対策をして、少しでも気持ちよく過ごしてくださいね。
コメントを残す