怒っているわけでも機嫌が悪いわけでもないのに、「怖い」「怒ってる?」「どうして睨むの?」と言われた経験がある人はどのくらいいるでしょうか?
目つきが悪いと相手からの第一印象が悪くなるだけでなく、「性格がきつそう」「怖そう」「すぐに怒りそう」等、内面までマイナスなイメージを抱かれてしまうことが多くあります。
「本当は違うのに・・・と」伝えたくても、相手が怯えていては気軽に話しかけることさえできませんよね。
今回は、目つきが悪い顔を改善する方法や、目つきが悪い原因等をご紹介します。
目次
目つきが悪いと言われる原因3つ
目つきが悪いといわれる人の特徴や原因について解説します。
ただ単に目の形が鋭いという理由だけでなく、実は様々な要因が関係しています。
それでは見ていきましょう。
瞼が分厚さ
目つきが悪い原因の一つとして考えれらるのが、「瞼の分厚さ」です。
ぱっちり二重の人は目の形が丸くくりっとしているため、女性であれば可愛らしい印象に、男性であれば好青年のような爽やかな印象を与えます。
しかし、目つきの悪い人の多くは瞼に脂肪がついており、瞼がたるんでしまっています。
瞼がたるむと目が小さく見えてしまい、本来であれば丸い形をした目も、半月のような形に見えてしまうのです。
そうすると自然と目つきが悪くなってしまい、相手に不快な印象を与えてしまいます。
瞼の脂肪の付き方には個人差があり、生まれつき脂肪がつきやすい人もいれば、体重が増加したことによって瞼に脂肪が蓄積されている場合もあります。
表情が硬い
また、顔全体の表情が硬い人も目つきが悪いと思われやすいです。
ただ単に目つきが悪いのではなく、人が相手の第一印象を判断するときの法則が関係していると考えられます。
まず、相手の第一印象を決めるまでにかかる時間は、”初めて会ってから約3~5秒”だと言われています。
これはメラビアンの法則による概念です。
メラビアンの法則では、第一印象を決めるときの情報のほとんどを視覚から得ていると解説しています。
つまり、初めて相手の顔を見た瞬間に、顔のパーツや表情、目つきをトータルして第一印象を瞬時に判断しているのです。
目つきが悪くても表情が柔らかければ相手の抱く第一印象はそこまで悪くないかもしれません。
一方で、顔立ちが整っていても、表情が暗かったりむすっとした顔をしていれば悪い印象を与えてしまうことがあると言えます。
三白眼
さらに、三白眼も目つきが悪い原因の一つと言われています。
三白眼とは、黒目が小さく白目の面積が多いことを言います。
黒目が上瞼に寄っていて左右と目の下の部分が白目であることから、三白眼と呼ばれています。
黒目が小さいことから目つきが悪く見えやすく、ちょっとでも目を細めると睨んでいるように見えてしまいます。
目元がきつく見えるため、三白眼がコンプレックスだという人がたくさんいます。
目つきの悪さが相手に与える印象
あなたと付き合いの長い友人や家族であれば、あなたがどんな性格かを知っているため内面を見て接してくれます。
目つきの悪さなんて気にしていないでしょう。
しかし初対面の相手となれば話は別です。
目つきの悪さが相手に与える印象は決して良いものではないからです。
目つきが悪い=少なからず相手にマイナスな印象を与えてしまっていることになります。
目つきの悪さは改善できる!
目つきの悪さは改善することができます。
例えば、「目つきが悪い」に似て非なる言葉に「目つきが鋭い」があります。
目つきが鋭いと聞くと、目力が強くきりっとしたクールで男らしい人をイメージしませんか?
つまり、目が細かろうが三白眼であろうが、何かしら「目つきが悪い」と言われた経験があったとしても、表情や口角を意識するだけで相手に与える印象を良くすることができるのです。
表情を意識するだけで、切れ長でクールなかっこいい目元に見せることができるのであれば一石二鳥ですよね。
「生まれつきだから・・・」と諦めるのではなく、まずは出来ることから努力を始めましょう。
それでは具体的な対策をいくつかご紹介します。
目つきを改善する方法その1.「ダイエット」
瞼に脂肪がついてたるんでいる場合は、ダイエットをして脂肪を減らしましょう。
脂肪を減らすことで、目元のたるみを改善することができます。
中にはダイエットをしたことで重たい一重が二重になったという人もいます。
瞼の脂肪を落とすためとはいっても、ダイエット方法に決まりはありません。
体脂肪を落とすことができれば、瞼や顔の脂肪の減少につながるからです。
より効果を実感するためには、ダイエットと併せて目元をマッサージすることをおすすめします。
指で瞼を左右に優しく撫で、二重の溝を意識してマッサージします。
力を入れすぎると眼球に負担をかけてしまいますので、気持ち良いと感じる程度の優しい力加減でゆっくり行いましょう。
目つきを改善する方法その2.「眼輪筋(がんりんきん)を鍛える」
眼輪筋は、目の周りを覆っている筋肉のことを指します。
瞼を開けたり閉じたりするときに動く筋肉で、涙を流すときのポンプの役割も果たしています。
実は、眼輪筋を鍛えると目の周りのたるみが改善されて一重瞼が二重になることがあるのです!
さらに、一重でも大きなぱっちりとした目元になります。
目の周りの筋肉は日常生活においてなかなか使うことがありませんので、意識して動かすことで効果が期待できます。
それでは、眼輪筋を動かす簡単な方法をご紹介します。
1.目にぎゅっと力を入れて5秒間閉じます。
2.5秒経ったら目をパッと開いて、目で八の字を描くように視線を動かします。
3.右回り左回りをそれぞれ左右5回ずつ行いましょう。
眼輪筋を動かす方法はたったのこれだけです。
時間のあるときに”ながら運動”で構いませんので日課として取り入れ、毎日続けてみてください。
早い人で1~2週間経過したころから瞼がすっきりしたように感じるはずです。
効果が得られないという人は、まずは1か月間続けてみてくださいね。
アイプチやカラーコンタクトを使用する
まずカラーコンタクトについて説明します。
カラーコンタクトとは、レンズが着色してあるコンタクトレンズのことで、黒目を大きく見せることができます。
コンタクトは視力を矯正するための高度医療機器ですが、カラーコンタクトは度の入っていないタイプも販売されていますので、視力が良い人でも使用できます。
伊達メガネと同じだと考えると良いかもしれません。
三白眼の人は黒目が小さいため、カラーコンタクトで黒目を大きく見せるだけでぐっと柔らかな印象になります。
口角を上げて優しげな表情を意識すれば、目つきが悪いと言われることも劇的に減るはずです。
次にアイプチについて説明します。
アイプチとは、二重瞼を人工的に形成するための化粧品です。
値段もリーズナブルで瞼に塗って乾かし、付属のスティックで瞼を押し上げるだけで二重が完成します。
多少違和感が出ることはありますが、クレンジングですぐに落とせる点や、誰でも簡単に二重にできる点から若い世代を中心に人気を集めています。
一方で、瞼が分厚いとなかなか二重にならず、すぐに一重になってしまうというデメリットがあります。
そのため、瞼が薄い一重や奥二重の人におすすめです。
目つきの悪い顔は改善できます!
目つきが悪いのは生まれつきだから・・・と諦めるのは今日で最後にしましょう!
目つきの悪さは努力次第でいくらでも改善できます。
また、柔らかい表情を意識するだけで、怖いという第一印象も「クール」「カッコいい」という印象に変わるはずです。
自分の顔立ちを否定するのではなく、目つきを少しずつ改善しながら、相手に柔らかい印象を与えることができるように日々努力することが大切です。
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