自分が何なのかわからなくなってきた。
このままの人生で良いのか疑問に思えてきた。
就職中、結婚直前といった人生の岐路に立たされると、自分探しの旅に出る人が多いとされています。
また、学生時代も海外へ自分探しに行く人が多いですよね。
しかし、その「自分探しの旅」。
無意味ともいわれるようになりました。
自分を探しに行くという行為がなぜ無意味なのでしょうか?
自分探しに行っても何も解決しない理由をご紹介します!
目次
自分探しの旅とは
自分探しの旅とはそもそも何なのでしょうか?
自分探しの旅とは非日常に身を置いて過ごすことで、自分と向き合い本当の自分は何なのかを知れる機会とされています。
自分探しの旅に出ること自体が目的なので、他にこれといった明確な目標がないのも特徴です。
漠然とした答えを探しに旅に出るといった感覚でしょうか?
確かに日常に居ては雑音が多すぎて自分の気持ちとしっかりと向き合えない気がしますね(´・ω・`)
静かな非日常に身を置いて自分の気持ちはどこに向いているのか、本当にやりたいことは何なのかを考える良い機会と言えるでしょう。
しかし、全員が全員、本当の自分が見つかるというわけではありません。
自分探しの旅に出る前にしておくべきことをまとめておくと良いでしょう。
自分探しの旅に行く前にできること
自分探しの旅には明確な目標がありません。
ですので、明確な目標がない旅をしていたら何の収穫も得ずに終わっていたなんてことも。
自分探しの旅に出るなら明確な目標を作って行きましょう。
明確な目標がないと「私は旅行してきた」という事実しか残りません。
それでは行った意味がないですよね。
目標を明確にすることで目的地を絞ることもできます。
自分が抱えているもの、考えたいものに合った旅先を選択することでより充実した時間を過ごせるのです。
また、旅先が決定すると「ここに行きたい」「ここで~を食べたい」といった欲望が出てきます。
インターネットが発達した現在は世界各国の情報をその場で入手することが可能。
情報を得れば欲が出てきてもおかしくありません。
しかし、これは「自分探しの旅」であることを忘れてはいけません。
非日常に身を置いて、達成させなければいけない目標があります。
その目標が霞んでしまうような観光スポットや食文化に触れる行為は失敗の元なのです。
しかし、せっかく遠くまで来たのに何もせずに帰るなんて損していると思いませんか?
そんな人は自分で行く場所を事前に数か所決めて、息抜きとして利用しても良いでしょう。
あくまでも自由時間を重視した予定をたてておくことが成功の鍵です。
旅の準備もおおげさなものはいりません。
「ちょっと、近所に散歩行ってくる」程度の気軽さで準備しましょう。
なぜなら、行先は「非日常」です。
非日常に日常的なものは必要ないのです。
せっかく非日常に身を置ける機会ですので、日常に引き戻されるものは置いていきましょう。
最低限の服と財布、パスポートなどないと困るものを準備してください。
自分探しの旅に出ても何も解決しない理由
自分探しの旅に行く前の準備段階を見てきましたが、いかがでしょうか?
私には中途半端な虚しさが残っちゃいました(´・ω・`)
自分探しをするならちゃんと目標を立てて、しっかりと探したいと思う反面、折角遠くまで「旅」に出るのに、周到な準備もせずにその場所を観光できないまま帰るはめになりそうで……。
全てが中途半端に終わってしまいそうで、行く意味ってなんだっけ?って見直しちゃいました。
実は解決しない理由はそこにあるのです。
旅とは本来「開放的なもの」ととらえられています。
知らない土地で知らない人と出会う環境、知らないことばかりです。
その場所に行くために最低限のものしか持って行かず、計画もあまり立てずにとなると不安になりませんか?
そんな不安な状態だと自分探しに集中できない人の方が多いのです。
いつもと違う自分なのに本当の自分が見つかるのでしょうか?
見つかったとしてそれは本来の自分といえるのでしょうか?
旅先で見つけた新しい自分と、自分探しの旅を終えて日常に帰った自分とのギャップに更に苦しむ、なんて人もいるそうです。
それでは行った意味がないですよね。
そもそも探している「自分」は旅先に落ちているわけではありません。
そのことを理解せずにやみくもに自分を探してると時間を浪費しているだけになってしまいます。
大切なのは「自分探しの旅に出ること」ではなく「やりたいことができる自分になること」です。
やりたいことができる自分になるために旅をするのも良いでしょう。
自分の能力を磨くのでも良いでしょう。
「自分探しの旅」にこだわらず、どうしたらやりたいことができるようになるのか、そこに重点を置いた自分探しの方法を探してみてくださいね(^^
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