部活を初めてみたのはいいものの、やはり実際やってみたら合わなかったり忙しくなって活動が難しくなることもありますよね?
そんなときは部活を辞める決断をするわけですが、ここで迷うのが部活を辞めるときの言い方です。
あまり正直に言い過ぎても角が立ちそうだし、かといって仲間や先生たちが納得しなければなかなかすんなり辞められそうもありません。
また言うタイミングも大事になります。
特に運動部の場合はなかなか言い出せる雰囲気ではないことが多いので、タイミングが掴めなくて余計に悩んでしまいますよね。
そこで今回は部活を辞める言い方について悩んでいる人に向けて、おすすめの方法と言うタイミングをご紹介していきます。
目次
部活を辞めるキッカケを明確に!
部活を辞めようかなと考えるキッカケは、個人の事情も含めて様々です。
ただ多くの場合は、これからご紹介する5つのうちのいずれかに当てはまるのではないでしょうか?
部活を続けるか辞めるかは基本的に本人の自由なのですが、まずはどんないきさつで辞める決断したのか明確にしておきましょう。
他のことで忙しくなってしまった
例えば部活以外の趣味の時間をもっと確保したくなったり、アルバイトなどをキッカケに部活の時間が十分取れなくなることがキッカケとなる場合も多いです。
特に高校生はアルバイトデビューする人も多いので、この理由で部活を辞める人が大半なのではないでしょうか?
他のことで忙しくなってしまった場合には、稀ですが先生などから「じゃあ何でそもそも部活に入ったの?」という突っ込みがくることも。
しかし趣味はいきなりハマることもありますし、アルバイトも偶然良い仕事にありつけることもあります。
そこを突っ込まれたら、きちんと時系列ごとに説明して誠意を持って反論しましょう。
金銭的に厳しくなってしまった
特に運動部や吹奏楽部などは、部活を続けるに当たって決して少なくないお金がかかります。
そのため家庭状況によっては、部活を続けられなくなってしまうケースもあるのです。
部活のためにお金を稼ごうとアルバイトを始めれば今度は部活をする暇がなくなってしまいますし、やはり部活に熱中できるのは親のおかげといっても過言ではないのですね。
残念なことに親から金銭的に厳しいので部活を辞める方向に考えて欲しいと言われたら、仕方がありませんが先生に相談をしてみましょう。
ただ親に無理をさせるのも偲びないので、やはりこの場合は余程でなければ先生も納得して部活を辞めさせてくれることが多いです。
勉強がおろそかになってしまった
部活があまりに楽しくて熱中するあまり、学生の本分である勉強をおろそかにしてしまった…こんな経験は多くの学生が経験しているのではないでしょうか?
おそらく親からも部活に比重を置き過ぎてしまったばかりに勉強の成績が落ちたら、部活を辞めろと言われてしまうかもしれませんね。
先生も勉強を教える立場ですから、部活で活躍していても成績が落ちてしまったら何かしらの指導はしなければなりません。
部活は楽しく活動できれば良いのですが、あまりにそちらばかりに気をとられると無理やり辞めなければならない状態に陥ってしまう可能性もあるのです。
人間関係が辛くなってしまった
部活は文化系よりも体育系の方が厳しいイメージですが、やはりどの部活でも人間関係で悩みを抱える学生は少なくありません。
クラス単位での人間関係だけならまだしも、学年の異なるコミュニティに加わる必要があるのでより気を遣います。
先輩が異常に厳しかったりすると、顔色を伺いながら部活をするという社会人顔負けのストレスがかかるというわけです。
また自身が先輩になったら今度は後輩の指導にあたり、きちんと育成できているだろうか?後輩から嫌われていないだろうか?などと重圧感を抱くようにもなります。
このように人間関係でストレスを感じて学校自体に行きたくなくなってしまったり、勉強に手がつかなくなるケースもあるのです。
この場合は早めに先生や親に相談して、部活の人間関係から解放できるように進めていきましょう。
自分には合わないと思った
部活を見学して面白そうだなと思ってウキウキしながら入部したのもつかの間…実際活動したら想像していたものとかなりかけ離れている!なんてことも多いですよね。
入ってみてから「こんなはずじゃなかった!」と思ってしまうと、その後は部活に参加するのが苦痛になってきます。
自分に合わない場所にずっと行き続けるのは、とてもストレスがかかることですからね。
もし自分に合わないと思ったら、長く続けていてもあまり意味はないどころかストレスで体調不良にもなり兼ねないので早めに行動することが大切です。
長く続けて「辞めます」と言ったところで、じゃあ何故こんなに長く続けていたのかと反感を買ってしまいます。
合わないと思った時点ですぐにフェードアウトできるように、準備をしていきたいですね。
部活を辞めるときの言い方とタイミング2ステップ
部活を辞めるときには顧問の先生に辞める旨を報告したり、退部届を提出する必要があります。
しかし部活には多くの人間が関わっている以上、辞めます…はいそうですかとはいきません。
では部活を辞めるときはどんな言い方をしていけば良いのか、スムーズな方法とタイミングを2つのステップに分けてご紹介しましょう。
退部届を書く
まずは部活を辞めたい旨を形として残すために、退部届を出しましょう。
退部届は学校ごとに書式が決まっている場合や自由記述式があるので、まずは顧問の先生に確認してみると良いでしょう。
そのときに部活を辞めたい旨を伝えておくと、先生も心の準備ができるだけでなく人員の配置を考え直したりもできるので早めに伝えておきます。
退部届には名前とクラス、部活名と退部の理由を詳しく書いておきましょう。
退部届を書くタイミングは、運動部であれば大きな大会が控えていない練習時期などが適しています。
退部届を先生に提出する
退部届が書けたらすぐに先生に提出しに行きますが、このときにだいたい部活を辞めたい理由を話すことが多いです。
言い方としては
「この度は私の都合で部活を続けることが困難になりました。理由は家庭の事情で部活動の時間を確保できなくなったためです」
と説明しましょう。
家庭の事情と言われれば、先生も滅多に口は出せないので無難です。
完全なる自己都合でも家庭の事情により部活を辞めるということを強調して、悪い印象ができないようにしましょう。
親には念のため「家庭の事情」で辞めるって伝えたからと、一言言っておくようにしてください。
こうすることで面談や保護者会などの際に万が一先生に言われたとしてもうまく交わすことができます。
先生に退部届を出すタイミングは、給食の時間や昼休みなど比較的先生の手が空いていて話を聞きやすい時を狙いましょう。
まとめ
以上になります!部活を辞める言い方について悩んでいる人に向けて、おすすめの方法と言うタイミングをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
部活を辞める理由は個人的な理由や人間関係、そして家庭の経済状況などが絡んでいて人により様々です。
しかし先生に部活を辞める理由を話すときには、どんな理由でも家庭の事情と話しておきましょう。
一番角が立たずに突っ込まれることも少ない退部理由なので、ぜひ活用してみてくださいね。
また運動部や大会に参加するような部活では大会前では全体的にピリピリした雰囲気になっているので、比較的落ち着いた時期に退部の旨を伝えるようにしてください。
言い方だけではなく、言うタイミングも今後のことを考えると重要なのですね。
後腐れのないようにキレイに部活を辞めて、自分の好きなことを謳歌できると良いですね!
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