「ちょっとお腹痛い気がするけど、これって陣痛?」
「どれだけ痛かったら陣痛なの?」
初めての出産に向けて、陣痛に対する不安はたくさんありますよね。
痛みや感じ方は人それぞれですが、これから始まる陣痛に向けて心構えをしておきましょう。
今回は陣痛の痛みや始まりについて詳しく紹介します!
目次
陣痛の始まりについて
陣痛は赤ちゃんが産まれるために子宮の外へ押し出そうとするときに伴う痛みです。
お母さんだけでなく、赤ちゃんも産まれてくるために一生懸命痛みに耐えています。
陣痛には前駆陣痛と本陣痛とがあり、前駆陣痛とは本陣痛の予行演習なんて言われることもあります。
簡単にいうと不規則な痛みが前駆陣痛で何分間隔など規則的な痛みが本陣痛です。
前駆陣痛は生理痛の痛みに似ていると言われることもあり、気付かない人も多いとか。
そんな私も前駆陣痛はよく分からず、振り返ってみると「あれが前駆陣痛かも?」というくらいでした。
ただ前駆陣痛でも痛みの感じ方は人それぞれです。
そして前駆陣痛から本陣痛へ移行するには時間差があります。
これも個人差があるのですが、すぐ本陣痛になる人もいれば数週間後の人も。
前駆陣痛か本陣痛かがわかるように、お腹に痛みがきたらまずは痛みと痛みの間隔をメモするようにしてください。
規則的な痛みがくるようであればいよいよ出産間近です!
どのような感じになるのか
痛みが規則的に来るようになったらもう産まれるの?と思いがちですが、実はそんなにすぐには産まれません。
陣痛には4段階あります。
※各期間の「つづく時間」は初産の場合の平均値です。
経産婦の場合はもっと速くなります。
第1期 潜伏期
痛みの間隔 : 5~10分
子宮口開大 : ~4cm
つづく時間 : 平均約8~10時間(個人差あり)
痛みが徐々に本格的になってきます。
初産の場合だと平均8~10時間続くことも。
動けないほどではないことが多く、痛みと痛みの間では歩いたり食事することもできます。
第2期 活動期
痛みの間隔 : 3~5分
子宮口開大 : 4~10cm(全開)
つづく時間 : 約5~7時間
子宮が全開になります!
痛みを感じる時間も少しずつ長くなります。
赤ちゃんが産道へ降りてきている痛みです。ママも赤ちゃんも頑張れ!
活動期に破水する人が多いようです。
第3期
痛みの間隔 : 30秒~2分
子宮口開大 : 全開
つづく時間 : 約1時間
もう子宮は全開で、赤ちゃんの頭が見えているくらいの状態です。
第2期は赤ちゃんを娩出する期間を指します。
産道が裂けそうな痛みを感じます。
医師や助産師の指示でいきみましょう。
赤ちゃんも狭い中を頑張って通っています。
初対面までもう少し。
第4期
おめでとうございます!
第4期は赤ちゃんを出産してから胎盤が排出されるまでの期間を指します。
胎盤が出るときに、軽い陣痛のような痛みを感じることも。
痛みについて
この第1期から第3期までの分娩にかかる時間は初産であれば平均15~16時間といわれています。
私は陣痛が始まってから助産師の方やパートナーにずっと腰を押してもらって痛みを和らげてもらいました。
赤ちゃんに出会うための痛みと思えば乗り切れるはずです!
もちろん、痛みの感じ方やかかる時間などは人それぞれです。
私の場合でも子宮口が全開になるまでとても長く、全開になったらすぐに出産になりました。
あくまでも参考にしていただければと思います。
長丁場なので水分補給は忘れずに!
陣痛がいつ始まってもいいように
・医療機関の連絡先は目に見える場所に書いておく
・タクシーの連絡先も控えておく
・入院の準備はしておく
これらことなど事前に準備できることは、身体の調子を見ながら少しずつでも進めておくといざというときに楽ですよ。
病院へは痛みが大体10分間隔になったら連絡するようにと言われています。
慌てないように周りへの協力もお願いしておきましょう。
母子ともに健康で出産を迎えられますように!
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