皆さんは全粥ってご存知でしょうか?
他にも三分粥、五分粥なんて言葉も聞いたこともあるかもしれません。
これは簡単にいうとお粥の種類になるのですが、お粥にも様々な状態があり、それらのお粥はその状態を指しています。
皆さんもお粥を一回は食べたことはあると思いますが、そのお粥が何粥かまでは意外と知らない人が多いと思います。
ここではそんなお粥について全粥とは何か、お粥の違いや全粥の効果、全粥の作り方について詳しくご紹介しようと思います。
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全粥とは何?三分粥、五分粥、七部粥との違いは?
まず、一口にお粥といってもお米の量や水の量で呼び方が変わっています。
・全粥(米に対して水が5倍)
・三分粥(米に対して水が20倍)
・五分粥(米に対して水が10倍)
・七分粥(米に対して水が7倍)
表にしてみると
米の量 | 水の量 | |
全粥 | 1カップ | 5カップ |
三分粥 | 1カップ | 20カップ |
五分粥 | 1カップ | 10カップ |
七分粥 | 1カップ | 7カップ |
お米を1カップとするとこうなります。
たくさん作って小分けにして冷凍するのもいいですし、1/2カップで作る時はお水も半分にしてください。
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全粥の効果や食べるタイミングは?
皆さんがイメージしているお粥や一般的に食べているお粥がどのお粥になるのかというと、大体は三~五部粥だと思います。
基本的に全粥を食べるタイミングというのは非常に少なく特別な時にしか食べません。
そのタイミングというのも、内臓系の病気を患って固形物を食べられないときや消化にいい物しか食べてはいけない場合や赤ちゃんの離乳食を進める時などにしか使いません。
ごくまれにダイエットなどにも使われる場合もあるようですが、基本的にはダイエットも全粥までは使わないでしょう。
一般家庭で使う場合は赤ちゃんがいる場合だけですよね。
生後6ヶ月を過ぎるとそろそろ赤ちゃんはおっぱいやミルクだけでなく普通の食事を取るための練習を始めます。
赤ちゃんは始めはとろみのある液状のお粥から始めてだんだんと形のあるものに挑戦していきます。
赤ちゃんがいる方は離乳食として使う場合があるので覚えておいて損はないでしょう。
しかし、家族の食事とは別にお粥を少しだけ用意するのは大変です。
それでなくても小さな赤ちゃんのお世話は忙しいもの。
次の項では基本的な全粥の作り方から、簡単な離乳食の全粥の作り方などをご紹介します。
全粥の作り方!
時間に余裕のあるときにはしっかり手作りしたいという方のために、基本の全粥の作り方もご紹介します。
お鍋はゆきひら鍋、土鍋など火がじんわり回る厚手のものがおすすめです。
①鍋に米1カップに対して10カップの水を入れる
②30分ほど水に浸してから強火にかける。沸騰したら弱火にして40分ほど炊く。このときふきこぼれないようにふたを少しずらす。
③火をとめて10分蒸らす
④始めはさらにすり鉢で糊状にすりつぶす。慣れてきたらそのままでも大丈夫
離乳食はもちろんですが、基本的な全粥の作り方もこれです。
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全粥の離乳食の作り方!
私も始めての赤ちゃんの離乳食を開始には本をたくさん買い込みました。
なにしろ、なかなか体重が増えないことを検診のたびに指摘されていたので、なんとしても離乳食を完璧なものとし、わが子の体重を発育曲線の中に押し込んでやる!と意気込んでいました。
しかし、なんでも完璧にやろうとすると疲れるものです。
それでなくても赤ちゃんに夜なんども起こされて満足に寝ていないお母さんもいることでしょう?
私もそうでした。
手を抜けるところは抜いて、できるだけ簡単に作る方法を考えましょう。
私は赤ちゃん用品売り場で、普通のご飯を炊く時に炊飯器に入れて一緒にお粥が炊けるというカップを見つけました。
それであれば特に難しい作り方はありませんし、ご飯を炊くときに一緒に入れるだけですので、楽ちんです。
便利なグッズを使って準備は出来るだけ簡単にして、赤ちゃんのとの離乳食生活を楽しみましょう。
まとめ
全粥の基本から離乳食に使う際の方法など、詳しくご紹介させていただきました。
特に離乳食の場合、家の子が赤ちゃんの時、私は離乳食をぱくぱく食べてくれる姿を想像していたものですが、実際には食べない、ベーと舌で押し出す、ブーと口から飛ばすなどいろいろとやってくれました。
あれほど意気込んでいたにも関わらず体重はやっぱり発育曲線の下方をなんとかなんとか追いかけている状態でした。
しかし、現在小学生、相変わらず小柄ではありますがびっくりするほどよく食べます。
私の悩みは何だったのだろうと、今では笑ってしまいます。
赤ちゃんの食欲にも発育にも個人差があります。
元気でにこにこしていたら大丈夫とお母さんはリラックスして赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。
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