私たちは生きている中で、常に思考や行動というものに左右されていると思います。
何かを決めるとき、選ぶとき、行動をするとき、悩むとき、悩みを解決するときなど一筋縄でいかない事もたくさんあるでしょう。
例えば悩みを抱えているとして、大きな悩みでも小さな悩みでも関わらずどんな風に考えて行動していますか?
私たちは物事を考えるときに大きく分けて2つのタイプに分かれています。
まずは「楽観主義」そして「悲観主義」です。
なんとなくイメージは湧くと思いますが、今回そんな2つのタイプを詳しくご紹介します。
そして、楽観主義になるためにはどうしたら良いのかもご紹介します!
楽観主義とは?
それでは早速、楽観主義について詳しく説明しようと思います。
「楽観主義」とは「楽天主義」とも言い、物事や目の前に起こっている事に対してすべて良い方向に考えるという心理傾向の事を言います。
専門的にはラテンのオプティムスOptimusという最善の意に由来しており、世界や人生などのあらゆる価値や意義、思考を究極的に肯定する立場を言います。
要は全ての事をプラスに考えて意図的に未来を明るくしていくというものです。
考えるだけではなく、それを確実に行動に移して実際に物事を良い方向に持っていきます。
悲観主義とは?
逆に悲観主義とはどういうものを言うのでしょう。
悲観主義は楽観主義の逆を言います。
専門的には、言語のラテン語で最悪のものを意味します。
ペシミズムpessimismの訳語の一つです。
厭世観とも言い、元来は哲学の分野で用いられており「この世界は悪と悲惨に満ちたものだ」という人生の価値観をさします。
物事に対して、マイナスな考えを持っており、行きすぎてしまうと人生に対しても自分はダメだ…などという考えも生まれてしまいます。
そのまま鬱や精神的な病にかかってしまう事もあり、なるべくなら改善した方が良い思考とも言えるのです。
楽観主義になるためには?
このように意味を知ってみると、悲観主義よりも確実に楽観主義の方が人生上手くいくように思えませんか?
きっと楽観主義になりたい!と思う人は多くいらっしゃると思います。
とはいえ、性格ですし、今から変えていく事はなかなか難しいとお思いでしょう。
しかし、実は誰もが今からでも楽観主義になる事が出来るのです。
実際、心理学的に私たちは現実よりも楽観的に生きているから生活できると言われています。
全て悲観的に物事を考えてしまう…という人はほとんどおらず、私たち人間は産まれてからずっとプラス思考で生きてきているのです。
しかし、様々な体験や生活をしていくうちにマイナスな考えというものが植えつけられてしまうので、大人になると行動するのに一歩が踏み出せない!なんて事もあるのです。
楽観主義になるにはそれなりに考えを変える必要がありますが、考え方一つで意図的に変えていく事が出来るのです。
前向きに過ごす
一番お勧めする感覚は前向きに過ごすという事です。
様々な良くない出来事があると思いますが、未来を想像して今の良くない出来事が未来にとってプラスになるだろう!と考えるのです。
今があるから未来がある。今のこの状況は自分にとって試練だけれども、これを乗り越えたらまた一歩成長できる!などと、自分にとってのプラスの事柄を思い浮かべましょう。
悲観的な方は、辛い出来事や嫌な出来事があるともうだめだ…自分にはできない。結局意気地がないんだ…という事しか考えられなくなりますよね。
その思考も大事ですが、それ以上に自分にとってのプラスの思考を増やせれば、どんどん楽観主義になる事が出来るでしょう。
自分は優れていると思う
自分は優れていると思いましょう。
何ができるか、何が得意かなどできない事を思い浮かべるのではなく、できる事を思い浮かべましょう。
一つでも良いのです。
もし悲観的になってしまったら、すぐに自分にできる事を頭に思い浮かべましょう。
自分にはこれができる!だから今回もできる!という考えにしてみるのです。
楽観主義の良い事
楽観主義において一番良い事というのは心理的なストレスが溜まりにくいという事です。
常に前向きに過ごす事で自然と心も明るくなりますよね。
それが自然とできるようになると、ちょっとの事ではめげなくなるでしょう。
心理的ストレスがたまらなくなると、身体も元気になり表情も明るくなり、全てが上手くいくような感覚になります。
そうすることで他人からのアプローチも変わるかもしれません。
良い事ばかりの楽観主義、ぜひ目指してみてください!
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