皆さんも友人や知人に一度は洋服を借りた事はあると思います。
急な冠婚葬祭で必要なドレスや礼服、ふと服を汚してしまった、濡れてしまったという緊急事態に服を常備していなかったり、友人宅に泊まりに行った際に家着を借りてみたり。
このように意外と服を借りる場面って結構あるんですよね。
でもこれら借りた服ってどのように返却するのがいいか気になりませんか?
まぁ仲のいい友人や借りた服がなんでもない家着程度だったら普通に洗って返せばいいと思います。
しかし、相手が先輩だったり、上司だったり、はたまた義理の母親だったり、仲のいい友人でもフォーマルウェアや、一日中借りた服だったりするとさすがにそのまま返すのも気が引けますし。
場合によっては適当に返却してしまうと常識知らずにもなりかねません。
ということで今回はそんな借りた服の正しい返し方、またお礼の方法についてご紹介します。
借りた洋服の返却にお悩みの方は是非参考にしてください。
借りた服は洗濯やクリーニングに出すべき?
これは基本中の基本ですが、借りて一度でも着た服は洗ってから返しましょう。
洗えないものであればクリーニングを出すと言うのが常識です。
仮に汚れてなかったとしても、ちょっとしか着ていなかったとしても、それでも洗濯、クリーニングはするべきです。
中にはこの程度ならいいよと言ってくれる人もいると思います。
もちろん本気でそう言ってくれる人もいるでしょうが、内心いいよいいよと言いつつも本音は洗って欲しいと思っている人が大半です。
借りた相手との関係性にもよりますが、特にそこまでの親しさがない、目上の方という場合は「洗わなくても大丈夫」と言われても洗って(もしくはクリーニングして)返却するのが無難でしょう。
返す時の袋などはどうする?
服を返す際に裸のまま返すのはいかがなものかと思いますし、かといって微妙なスーパーのレジ袋などに入れて返すのもあまりよくない気がします。
ではどのように返すのがいいのでしょうか。
一般常識で考えるとやはり何か袋に入れて返すのが基本です。
借りた時に一緒に袋に入っていたのであれば、入れてあった袋のまま返すといいでしょう。
違う袋に入れて返してもいいのですが、中には「袋込み」で貸しているという考えをしている人もいますので、袋込みの借りた状態で返すのが無難でしょう。
よりスマートに返したいのであれば、借りた時の袋に入れて、それを更に簡単な小奇麗な袋に入れ、何かちょっとした感謝の物(お菓子など)を添えて一緒に返すといいですね。
これはちょっとした気遣いができる気持ちのいい返却だと思います。
クリーニングに出した時のタグとビニールはどうする?
クリーニングを出すと基本的にタグや放送されているビニールを被せて返却されますよね。
借りた服を返す場合はクリーニングから返却されたタグやビニールが付いてる状態で返してもいいのか気になります。
いかにもクリーニング出してきました感もあってなんとなく白々しい気もしますし。
実際のところはどうなのか調べて見ました。
通常はタグ付き、ビニール付きのまま返すのが普通のようです。
もちろんそのままだからといって、しらじらしいなんて思う人なんていませんよ。
むしろ大切に扱ってくれたんだなとか、常識のある人だと思ってくれるはずです。
それに外してしまうと物にもよると思いますが、本当にクリーニング出したのか、家で洗濯したのか、そもそも洗濯すらしていない?などと余計な不安を与えてしまい兼ねません。
ですので、基本手的にはクリーニングに出したそのままの状態で返しましょう。
クルーニングを出した際の注意点
クリーニングから返ってくるとそのまま保管しているという人も多いのではないでしょうか?
でも実はクリーニングが仕上がったらそのままの状態での保管ではなく、被っているビニールやポリ袋は外して保管するのが正しいようです。
というのも、実は被せたままの保管だと衣類にダメージを与える可能性があるからです。
ビニールで包まれていると、ビニールの中が循環しにくく熱や湿気がこもりやすくなります。
そうするとカビやニオイの原因になりますし、最悪、服の変色などのトラブルを起こします。
場合によってはクリーニングで完全に乾燥してなかった場合などは、暑い日なんかはすぐにカビを発生させかねません。
その為、帰ったらすぐにビニールを取って保管するのが大切です。
また、借りたものをクリーニングに出したのであれば極力早めに、できればクリーニングしたその日に返却した方がいいですね。
後日たって、逆にカビ生えてましたでは大変ですからね。
もし借りた服を汚したり、傷つけてしまった場合は
場合によっては借りた服を汚してしまうなんて事もあるかと思います。
借りてた服を食事中に汚してしまった、何かの作業中に汚れてしまったなど。
また、時には破いてしまった、穴を開けてしまったなんてこともあるかもしれません。
そんな時は隠そうとせずに汚してしまった事を伝え、誠心誠意謝るのが先です。
その上で落ちるのであればクリーニングを出す事や汚れが落ちない場合や傷をつけてしまった場合は弁償する胸を伝えましょう。
物にもよりますが、もしかしたら弁償なんて大丈夫と言われるかもしれません。
断られたとしてもできるだけ弁償する胸を伝え、それでもどうしても断られた場合は菓子折りなどを渡すのもいいと思います。
汚したり、傷つけてしまったものは元には戻りません。
まずはとにかく誠心誠意っていうのが大事ですよ!
服を借りたお礼は何をあげるべき?
そんなに気を使わなくていいよと言う人が大半だと思いますが、服を借りて返却する際はもちろんお礼の品はないよりはあったほうがいいと思います。
とは言え、下手に高価なものでも気を使わせてしまう可能性もありますし、ものによってはクリーニングだけでもそれなりにしますので合わせてお礼の品を用意してしまうと余計に気を使わせてしまいます。
そんな時にお勧めなのはそんなかしこまったものでなく、添え物などのお菓子やお茶などで十分です。
もし用意するのが大変なフォーマルセットなんかを借りた場合はちょっとしたものを用意してもいいかもしれませんが、そんなに大袈裟にする必要はないと思いますよ。
良くてもケーキとかちょっとお菓子のセットとかで十分です。
中にはクリーニング代とあわせて返却するという人もいますが、上で説明した通り、基本的には自分で洗濯やクリーニングをしてから返すので現金はやめておきましょう。
まとめ
借りた服を正しく返す方法についてご紹介していきましたが、そんなに大袈裟にかしこまった事はしなくても大丈夫です!
大事なのは、
・ちゃんと洗濯して返すこと!
・クリーニングが必要なものはクリーニングをして返す!
これだけ守っていればそんなにトラブルもなく返却する事ができます。
あとは一般的な常識を考えて行動しましょう。
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